POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の特徴・コース料金・評判を解説

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プログラミングチャンネル編集部

30社以上のプログラミングスクールを取材してきた編集部が、プログラミングスクール選びのアドバイスをさせて頂きます。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)は、株式会社ポテパンが対面形式、オンライン形式で運営しているプログラミングスクール。

同スクールは、Ruby on Railsを中心に学ぶスクールで、3ヶ月で実務に通じるエンジニアになれるコースを用意しています。

しかし、「身につけた知識を本当に仕事に活かせるのか」と、自分のキャリアを不安に思う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の特徴やコース内容、料金、評判などをご紹介。「向いている人」や「向いていない人」がどのようなタイプなのか、わかりやすく解説します。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の総評

まず先に、POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の総合評価からお伝えします。総合評価は3.6点と、全スクールの中でも比較的おすすめできるプログラミングスクールです。

総合評価 (3.6 / 5.0)
サポート体制 (2.6 / 5.0)
料金 (4.5 / 5.0)
就職転職支援 (4.3 / 5.0)
口コミ・評判 (3.6 / 5.0)
講座の質 (3.0 / 5.0)
本記事で紹介する評価は、スクールの情報を編集部が独自比較し査定した結果となります。また、評判に関しては、Yahoo知恵袋やTwitterで利用者が書き込んだ口コミのみをピックアップしPOTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の良い面も悪い面も中立的な立場でお伝えをさせて頂きます。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)が向いている人・向いていない人

ここからはPOTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の詳細をご紹介します。その前に、まずは「そもそもどのような人がPOTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)に向いているのか?向いていないのか?」を確認してみましょう。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)が向いていない人

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)が向いていない人は以下の通りです。

  • プログラミング未経験者で30代以上の人(受講対象者は、20代までの未経験者と、30代までのWeb業界経験者です)
  • なんとなくプログラミングを勉強したいと思っている人(基本)
  • Java や C++、PHPを学びたいと考えている人 (Ruby中心の開発が多いようです)

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)が向いている人

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)が向いている人は以下の通りです。

  • 未経験だがIT業界への就職や転職を希望している人(転職保証制度あり)
  • 東京在住で、講師の方との対面授業でプログラミング技術を身につけたい人(対面での学習が主です。オンラインのみでも進められます)
  • ECサイト構築やブログ機能の構築など、実務レベルのRails(Ruby)のスキルを身に着けたい人(起業したい社会人や学生にもおすすめ)

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の概要

スクール名 POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)
授業形態 オンライン、対面
特徴
  • 実質0円で受講可能
  • レベルの高いメンターチーム
  • 厳選された求人を紹介。転職が決まれば全額キャッシュバック
提供コース一覧
  • キャリアコース
  • ビギナーコース
料金
  • キャリアコース(3ヶ月):100,000円(税別)
  • ビギナーコース(4ヶ月):150,000円(税別)
無料体験の有無 なし。無料カウンセリングあり
就職サポート あり

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の特徴

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)はオンライン形式と対面形式で学ぶプログラミングスクールです。

そのため「学んだ後は仕事を見つけられるだろうか」「きちんと理解しながら進められるだろうか」と心配している人も多いはず。そんな人たちのために、同スクールでは下記のような対策をしています。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)3つの特徴

  1. 3ヶ月で実務に通じるエンジニアになれる(転職が決まれば全額キャッシュバック)
  2. 実質0円で受講可能(費用の負担が少ない)
  3. 現役Railsエンジニアが学習をサポート(疑問点の解消)

特徴1.3ヶ月で実務に通じるエンジニアになれる

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)は、株式会社ポテパンが運営するプログラミングスクールです。この企業は、初心者のフリーランスエンジニアと企業をマッチングする、転職支援を主軸のサービスとしています。どんな人材がどういった悩みを抱えている企業に適しているのか、情報が集まっているため、的確なマッチングをしてくれます。

しかも、在籍するキャリアコンサルタントは、過去5年にわたって数千人のエンジニアに求人・案件紹介をしてきた、現役のエンジニア。転職したい方にとっては、とても頼りになる環境ではないでしょうか。

また、同スクールでは、既に3000人以上のキャリア支援を行ってきています。「コードが読める力、漠然としたタスクにも対応して開発できる力、そして質の良いコードを書ける力」を身に着け、転職を成功させましょう。

特徴2.実質0円で受講可能

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の受講費用は初期費用の100,000円(税別)だけ。しかも、同スクールを通して仕事が決まったら、なんと全額キャッシュバック! これが、実質0円で受講できるカラクリなのです。

ただし、他のプログラミングスクールとは違い、同スクールのカリキュラムに参加するには選考を突破する必要があります。選考基準は「モチベーションの高さ」と「コミュニケーション力」。選考自体で高いレベルのスキルを求められるわけではないようなので、興味がある方はまず挑戦してみてはいかがでしょうか。

特徴3.現役Railsエンジニアが学習をサポート

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)には、カリキュラムは存在しません。その代わりに、受講者に課された問題を一人ひとり進めていく学習方式を取っています。

課題を進めていく中で発生した疑問点などは、レベルの高いメンターチームに質問しましょう。就職・転職を目指す人のために、即戦力となれるような、実務で使える技術を中心に教えてくれます

サポートしてくれるのは、スタートアップ企業でCTOとして活躍している人や現役のRailsエンジニア。第一線で働く人と一緒に学べる機会はなかなかありません。いずれ現場で働き始めたときを考えると「情報の鮮度」を考える意味でも安心ではないでしょうか。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)のコース

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)のプラグラミングコースは、冒頭でお伝えしたように2つのコースが存在します。

ただし、先述した通り、この2つのコースを受講するには、どちらも「選考」を突破しなければなりません。そこでまずは、同スクールで受講するときの流れを確認してみましょう。

※選考では、年齢と今までのキャリア、どれだけプログラミングの勉強を進められているかを重要視しているようです。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)のプログラム

  • 無料カウンセリング&選考
  • Railsチュートリアルor課題開発
  • 仕事探し&面談対策開始
  • 企業面談開始
  • 内定&金額キャッシュバック

1. 無料カウンセリング&選考

ベテランのキャリアコンサルタントが、今後のキャリア像について相談に乗ります。その際、同スクールでのプログラムが適切かどうかも判断します。また、コミュニケーション能力やモチベーションの高さも考慮し、選考を進めるようです。

2. Railsチュートリアルor開発課題

Railsの基礎から勉強したい方は、チュートリアルサポートから学ぶことができます(ビギナーコース)。すでに基礎がある程度ある場合は、実践的な開発課題に進みます(キャリアコース)。

仕事探しをするために、一定以上のレベルの課題に取り組み、クリアする必要があります。

3. 仕事探し&面談対策開始

キャリアコンサルタントとの話し合いを通して、将来やりたい仕事やその方向性を固めます。その上で、受講生に合う仕事を探していきます。

4. 企業面談開始

やってみたい仕事や働き方など方向性が定まったら、希望する企業との面談に入ります。

Rubyの仕事で、未経験者だと年収300〜400万円程、スキルチェンジだと年収400〜500万円程の求人の紹介を受けられます。フリーランス志望の場合は、スキルチェンジの方のみを対象として、年収600万円程の案件の紹介も可能です。

この際、POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)以外での転職活動をすることも可能です。

5. 内定&全額キャッシュバック

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)経由で企業から内定が出て、仕事を得られたら、受講料を全額キャッシュバック。将来、フリーランスとして働きたい人も、企業で現場経験を積むことで、スキルアップ・評価アップに務めましょう。

次に、キャリアコースとビギナーコースの違いと、学べることをわかりやすく説明します。

ビギナーコース

「これからエンジニアになりたい」と思う、プログラミング未経験者向けにビギナーコースがあります。同コースでは、Ruby on Railsチュートリアルという動画教材での学びを経て、基礎を固めた後、キャリアコースと同じくECサイトづくりに進みます。

※未経験者の場合は、ビギナーコースを受講する前に、少しでもRubyを自己学習する必要があります

キャリアコース

「エンジニアとして、キャリアチェンジしたい」という方におすすめなのが、実際の実務内容に近い形で学習を進めるキャリアコースです。Ruby on Railsを活用したオリジナルのECサイトづくりを通して、実践的なプログラミングスキルを身に着けていきます。

どちらのコースも、わからない点やレビューに関しては、チャットツール「Slack」を通して対応します。そのため、オンラインのみでの学習も可能です。

ビギナーコース、キャリアコースともに、学習する言語と身につくスキルは以下の通りです。

言語とツール スキル
  • Ruby/Ruby on Rails
  • 言語の理解
  • 環境構築手順書を参考にRails開発環境構築
  • Ruby on Rails製のオープンソースECパッケージ(Solidus)の解析
  • 商品データを商品ページに表示(テキスト、画像)
  • 商品データをカテゴリー別にカテゴリーページに表示
  • 商品ページで類似カテゴリー商品を表示
  • 商品絞り込み検索システムの構築(色、サイズ、値段、フリーワード)
  • 商品の並び替え機能の構築
  • ショッピングカート機能の構築
  • 購入フォーム機能の構築
  • クレジットカード購入機能の構築
  • メール機能の構築
  • DBテーブルの作成
  • ブログ機能の構築(入力・出力)
  • 最新記事情報の出力
  • RSpecでの自動テストの実行

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の評判とは?

ここからは、実際のところPOTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の評判はどうなのか?をご紹介したいと思います。

ここでの評判は、Twitterやyahoo知恵袋などから良い評判だけでなく悪い評判も含めて中立的な立場でお伝えします。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の就職・転職支援とは

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)は、就職・転職支援にどれだけ力を入れているのでしょうか。

正社員にもフリーランスにも転身可能

ポテパンでは、フリーランス案件から正社員休日まで、幅広い求人を扱っています。そのため、自身のキャリアプランに沿って相談し、仕事を得ることが可能です。

卒業生の90%以上がRubyエンジニアに転職が成功しており、 転職先も一部上場企業や有名企業で年収も上がるケースが多いとのこと。

具体的には、Rubyのお仕事で、未経験者だと年収300~400万円程、スキルチェンジだと年収400~500万円程の求人のご紹介が可能です。フリーランスはスキルチェンジの方のみですが年収600万円程の案件のご紹介も可能です。

例えば、以下のような企業が挙げられます。

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の総合評価3.6

POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)は、CTOとして活躍しているエンジニアがいることや現役エンジニアのキャリアコンサルタントによる就職・転職支援があることは魅力的です。一方で、プログラミング未経験者にとっては最初に自己学習をしなければならないなど、はじめて学ぶ人にとってはとっつきにくさがあるかもしれません。

それでも、IT業界に就職や転職を検討する学生や社会人からすると、同スクールを通しての転職成功の場合、全額キャッシュバックがあることは、十分なリターンを得られると言えるのではないでしょうか。

上記より、POTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の総合評価は5点満点中3.6点をつけたいと思います。

総合評価 (3.6 / 5.0)
サポート体制 (2.6 / 5.0)
料金 (4.5 / 5.0)
就職転職支援 (4.3 / 5.0)
口コミ・評判 (3.6 / 5.0)
講座の質 (3.0 / 5.0)
本記事で紹介する評価は、スクールの情報を編集部が独自比較し査定した結果となります。また、評判に関しては、Yahoo知恵袋やTwitterで利用者が書き込んだ口コミのみをピックアップしPOTEPAN CAMP(ポテパンキャンプ)の良い面も悪い面も中立的な立場でお伝えをさせて頂きます。