CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースレビュー・感想|11日目

この記事を書いた人

プログラミングチャンネル編集部

30社以上のプログラミングスクールを取材してきた編集部が、プログラミングスクール選びのアドバイスをさせて頂きます。

プログラミングを習得したい人にとって、プログラミングスクールは「理想の自分に一歩近づける場所」。しかし「プログラミングを学びたいけど、自分にできるか不安」「値段が高くて踏み切れない」「受講のイメージが湧かない」など、挑戦するかを悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

どんな様子で授業が進み、どんな学びを得ることができるのか。CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースを受講した様子をお届けします。

飯川慶子
都内の通販会社のウェブマーケター。上級ウェブ解析士。

HTMLやCSS、簡単なワードプレスぐらいであれば触れるものの、近年ウェブだけではなくアプリの割合が増えてきていることに不安を抱えている。

アプリってそもそもどうやって動いているのか、どう作られているのかがわからないとディレクションも解析もしにくいだろうな、と思ったためアプリマスターコースを受講。

CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースとは

CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースは、スマートフォンのアプリケーションをゼロから開発できるようになることを目的としたコースです。

ログラミング未経験者を対象としており、ニュースリーダーアプリやカメラアプリ、簡単なSNSアプリの開発に挑戦することができます。また、アプリ開発に必要な環境構築から開発方法まで、実際に挑戦しながら経験値を積み、最終的に自作のアプリ公開を目指します。

アプリマスターコースの時間・料金プランは以下の通りです。

2ヶ月
  • 料金:148,000円(税抜)
  • レッスン回数:20回
  • 受講期間:60日間
  • 週の学習時間目安:20〜25時間
4ヶ月
  • 料金:248,000円(税抜)
  • レッスン回数:40回
  • 受講期間:120日間
  • 週の学習時間目安:10〜15時間
6ヶ月
  • 料金:298,000円(税抜)
  • レッスン回数:60回
  • 受講期間:180日間
  • 週の学習時間目安:5〜10時間

今回は2ヶ月のスケジュールで学習を進めていきます。

それでは、11日目の様子をお伝えします。

アプリマスターコース11日目|CodeCamp(コードキャンプ)


本日の講師:堀内 滉貴先生

こんにちは!日本語よりJavaが好きな堀内滉貴です!
都内の広告代理店で、スマホアプリや社内システムの開発、印刷物のDTPオペレーションをしてきました。

コードを書くかたわら、なぜかDTPオペレータとして大手飲食チェーン店さんのテーブルメニュー作成にも関わり、Illustrator・Photoshopにも親しんでいます。
おかげで飲食店のメニューの写真を見ると、どの色が補正されているかがだいたいわかるようになってしまいました。
このあたりの話もご興味がありましたらお声がけください。喜んで語り始めます。
IT系の資格は、基本情報処理技術者、応用情報処理技術者、情報セキュリティスペシャリスト(現:情報処理安全確保支援士)などを保有しています。

引用:CodeCamp(コードキャンプ)

ここまでは特徴をざっとお話してきましたが、ここからは実際にCodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコース11日目でどんな流れでどんなお話をしたのか、スクリーンショットと一緒にお届けしたいと思います。

CodeCamp アプリマスターコース第11回目レッスンの内容

  1. 所得税計算式を作ってみよう
  2. 次のアプリを考えよう

1. 所得税計算式を作ってみよう

前回の10回目(12月12日)のレッスンと少し間が空いてしまいましたが、今回は11回目で宿題として出されていた、自分の所得税が計算できるアプリを自分で作ってみたので、その出来栄えをチェックしてもらいます。

堀内 滉貴
今回作った割り勘のアプリとほぼ同じだし……

という言葉を信じて事前に構築してみた結果……

  • 前回のwarikanアプリをコピーして(なのでタイトルがwarikanというのは気にしない)「shotoku」というアプリを生成
  • 所得を入力する画面を構築(※割り勘のアプリの人数入力画面を消して、金額のグレーのテキストを「所得」に書き換えただけ)

の手順で見かけを整えて、

この画像の10行目にあたるIDを「textTotal」から、収入を表す「textIncome」に変更

そして

  • メインのJavaファイルについても割り勘のアプリで使える部分はそのままにする
  • 税金を計算してくれるメソッド(65行目以降)をほかのプログラミング言語(今回はJavascript)を参考にしつつもできそうな部分は自分で構築

というところまでやっておきました。

というわけでこんな風に作ってみました

堀内 滉貴
おお!かなりできてるじゃないですか

特に「税金の部分をコードでごりごり書くのではなく、メソッドとして別建てしている」という部分を朝からテンションが上がるレベルでほめていただいたところで、さっそく修正です。

実はこの

        double taxRate = 0;

        double deduction = 0;

の部分、

飯川慶子
その下のif文に書いてある通り、入力してくる所得によって、所得税の累進課税も控除も変わってくるから何をいれたらいいかわからないよ

と空白だったのですが、堀内先生が初期値は0でOKと教えてくださったので挿入。

(たしかに、何も入れられないということは0にするしかないのだと後で気づきました)

次にそもそも所得税の式を間違えていたのでこの部分を訂正。

そして最後にこのtaxメソッドをdouble型で呼び出してエミュレーターへ……

飯川慶子
ん?できない

堀内 滉貴
それでは、appファイルをチェックしていただけますか?

堀内 滉貴
この6行目ですね。com.example.iikawa_ink.warikan(※スクリーンショットではcom.example.iikawa_ink.shotokuに訂正済み)だからですね

飯川慶子
あ……(隠してないけどバレた)。 実はwarikanを参考にしようと思ってコピーしたんです

堀内 滉貴
この部分はファイル独自のものなので、この部分がPC内の他のファイルと被っているとバグります

飯川慶子
なーる……。 すみません。ありがとうございます!

2. 次のアプリを考えよう

私がアプリのデータをコピーしたせいでエミュレーターが動かなくなってしまったため、ダウンロードしながら次のレッスンまでの宿題を話し合いました。

飯川慶子
エミュレーターは次回までに起動させて様子を見ます。すみません。 ところで次回までにまた何を作ったらいいでしょう。

堀内 滉貴
なんか使えるものありますかね……

飯川慶子
あ!……これって組み合わせとかのアプリも作れますか? もしできるんだったらペアのマッチングをランダムでしてくれるアプリとかあれば公平だなと思って!

そうなんです、このシーズンは忘年会や新年会、さらには合コンの季節。

誰と向かい合わせになるかどうかがトラブルの火種になる男性諸君・女性諸君のために「一発で文句なしで席を決める方法」が私は欲しかったのです!

堀内 滉貴
あ、いいですね。 ちょっと難しくなりますし記憶する必要性もないし。 私も企業の新入社員研修用にペアマッチングアプリを作りましたよ

というわけで、新年までにやることが決まったところで今回のレッスンの時間は終了しました。

CodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコース11日目で生じた疑問

今回のレッスンで発生した疑問を紹介します。

飯川慶子
なぜtaxメソッドはint型にしたのに、メインメソッドでtaxメソッドを呼び出すときにdouble型を指定しているんですか?

堀内 滉貴
taxメソッドの中身である、税率(taxRate)と控除額(deduction)を見てみてください。 ここは小数点も使われていますよね

飯川慶子
あ、intを指定してしまうと、整数同士の計算しかできないから少数に合わせてあげてるってことですね

堀内 滉貴
そうですそうです

CodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコース11日目の成果と課題

11日目を受講して学んだことと、次回に向けた課題について整理します。

11日目では所得税の計算アプリの自作を通して

  • アプリで計算をさせるときは細かくメソッドを区切ってそのなかで計算処理をしてあげる
  • 自分で作ったアプリを参考にコピーしてアプリを作るときは、appファイルの一部分をそのアプリ独自のものに書き換えてあげないとバグる

次までに、組み合わせアプリを作れるところまで参考書などを利用して組み立てていきたいと思います。

CodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコースを受講した感想

前回「それじゃあ所得税を計算できるアプリを作ってきてね」と課題を出されたときは「あかんこれ、絶対できないやつだ」と思いかけたのですが、思ったよりはだいぶ簡単にできてよかったかなと思います。やっていて思ったのは、やはり「パクるのは大切」ということ。

今回所得税の計算については(違う言語ではあるが)Javascriptのコードなんかを見て「あ、計算の部分は直接書かないでメソッドにしたほうがいいんだ」ということに気づくことができました。

組み合わせについては多少難しい部分もあるかもしれませんが、挫折しないで適度にパクって(パクるだけじゃない、しっかり身に着けて)、実のある時間にしていきたいなと思います!