TECH::CAMPのAI(人工知能)入門のレビュー・感想|Lesson3

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プログラミングチャンネル編集部

30社以上のプログラミングスクールを取材してきた編集部が、プログラミングスクール選びのアドバイスをさせて頂きます。

1950年ごろから人間と同等の知能を実現させることを目的として開発が続けられてきたAI(人工知能)。その中でも、コンピューターがデータから反復的に学習して、そこに潜むパターンを見つけ出す「機械学習」に焦点を絞り学習できるプログラミングスクールがあります。

オンラインプログラミングスクール、TECH::CAMP(テックキャンプ)です。

機械学習を知るにはPythonと呼ばれるプログラミング言語への理解が必要ですが、Pythonといえば、年収ランキングでGo、Scaraに次いで3位にランクインしています(Top3の中では求人数がダントツ1位)。Pythonは、2019年現在でも最も需要の高いプログラミング言語の1つと言えるでしょう。
※2018年8月、ビズリーチが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」が発表

とはいえ、機械学習を学ぶには数学やアルゴリズムの理解が必要なため、「最後まで学べるかな…」「ハードル高いな…」と感じている人も多いかもしれません。

TECH::CAMP(テックキャンプ)のAI(機械学習)入門カリキュラムでは、どのような形で学習が進み、理解を深められるのか。具体的にわかるよう、体験レポートを作成しました。TECH::CAMPに通うかどうか検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。

佐藤 漠
社内のなんちゃってSE、エンジニアとして、業務効率化を目標にエクセル関数、VBA、VBS、Pythonと学ぶ。
独学ではなく一般的な基礎を1から学んで、より仕事に活かしたいと考え再勉強中。

TECH::CAMP(テックキャンプ)のカリキュラム・AI(人工知能)入門とは

TECH::CAMP(テックキャンプ)のAI(人工知能)入門カリキュラムでは、Python言語を使った人工知能のプログラムについて学びます。

身につくスキルは以下の通りです。

TECH::CAMP AI(人工知能)入門で身につくスキル

  • 人工知能の仕組みや原理を理解する
  • プログラミングのが概念がわかる
  • Pythonの文法と複雑なデータ分析がわかる
  • 目的に応じたデータ解析方法の取捨選択ができる
  • 機械学習を使ったデータ解析プログラムが書ける

このカリキュラムをおすすめしたいのは「人工知能の仕組みや原理を理解し、扱えるようになりたい人」「将来のIT産業の変化についていきたい人」「データドリブンで事業を伸ばしたい経営者・マーケター・セールス担当」等です。

また、TECH::CAMP(テックキャンプ)の特徴として、今回紹介するAI(人工知能)入門に加え、Webサービス開発、オリジナルアプリ開発、デザインなどのカリキュラムを含め月額制(14,800円)で学び放題のため、「自分にはPythonは向かなかったかも」という場合は他の言語を学習することも可能です。

それでは、AI(人工知能)Lesson3の様子をお届けします。

AI(人工知能)Lesson3|TECH::CAMP(テックキャンプ)

では、どのようなカリキュラムなのか、まずはLesson3の内容から確認してみましょう。

Lesson基礎文法を学ぼう
Pythonでアプリケーションを作る
・クラスとインスタンスについて理解しよう

Lesson3/基本文法を学ぼう

早速、Lesson3「基本文法を学ぼう」の具体的な内容をご紹介します。

いよいよ実際にコードを書きながらの学習になります。この章では、Pythonでよく使われる基礎的な文法を学びます。

プログラム実行の方法がわかったら、実際に

  1. Pythonのコーディング
  2. Pythonファイルの保存
  3. 保存したファイルの実行

の3つを試していきます。

プログラムを書いてみよう(カリキュラムより)

引用:TECH::CAMP AI(人工知能)入門

まずは基礎から。

実行できるファイルを書く手順だけでなく、基本的なコーディングルールや、ありがちなミスについても詳しく解説されていて、改めて勉強する上でも参考になりました。

コードを書く上で基本中の基本となる関数、計算式、変数の宣言についても詳しく解説してあります。

実際に自分でコードを書きながらの学習になるので、ここまでで学習するべきことはしっかり頭に叩き込むことができました。

ここまでで基本的なコーディングを学べたので、次は応用してアプリケーションを作ります。

ここまででもコードを書いて履きましたが、いよいよアプリを作るとなると、本当にプログラミングをしているという気になってきますね(笑)。

要所要所、引っかかりそうな箇所で詳しく作り方について解説がなされています。

関数(カリキュラムより)

引用:TECH::CAMP AI(人工知能)入門

いきなり「最後まで作ってください」ではなく、少しずつ少しずつのコーディングになるので、STEP毎に答え合わせができるようになっています。

詳しい解説つき

引用:TECH::CAMP AI(人工知能)入門

今回は下の画像の様な状態を画面に表示させることができればクリアです。

ターミナル

引用:TECH::CAMP AI(人工知能)入門

佐藤 漠
このぐらいのものならすぐにできてしまいそうなんですけど、カリキュラムは飛ばさずにコツコツ進めたほうがよいでしょうか。
TECH::CAMP
無理に全て学ぶ必要は無いですが、できればやってほしいですね。例えばそれなら……まず答えを先に見て作ってみるのはどうでしょう。
佐藤 漠
!? と、言いますと。
TECH::CAMP
先に答えとなるプログラムを動かしてみましょう。それがどのように動いているか予想して、今まで学んだ基本のコーディングで作ってみるのはいかがですか?

ここまでで学んだことを活かして自身で考えてやるのも良いですが、わからなくなってしまったら一旦カリキュラムページを下にスクロールして、答えを先に見てしまう。というのも1つのやり方かもしれません。

アプリができあがりました

引用:TECH::CAMP AI(人工知能)入門

そんな風に遠回りしたお蔭か、アプリを最後まで仕上げる頃にはバッチリ基本を覚えることができました。やったー!

(勿論答え合わせはしましょう!笑)

TECH::CAMP(テックキャンプ)のLesson3を受講してわかったこと

今回のレッスンではとにかく基礎をしっかり学ぶことができました。

主に学べたことはこんな感じです。

・コーディング基礎
基礎文法を学ぼう
Pythonでアプリケーションを作る
クラスとインスタンスについて理解しよう

TECH::CAMP(テックキャンプ)のレッスンを受講した感想

機械学習で扱うPythonの基礎を1からしっかり学ぶ事ができました。

独学では「本当に自分は正しい学び方ができているのだろうか・・・」と不安を感じながらの手探り学習でしたが、基礎から初心者でもわかるように解説されていて非常に勉強になりました。

受講後もカリキュラムはいつでも読み返すことができますが、この辺りで学ぶことはなるべく暗記して、読み返さなくても大丈夫なようにしておきたいです(笑)。