1950年ごろから人間と同等の知能を実現させることを目的として開発が続けられてきたAI(人工知能)。その中でも、コンピューターがデータから反復的に学習して、そこに潜むパターンを見つけ出す「機械学習」に焦点を絞り学習できるプログラミングスクールがあります。
オンラインプログラミングスクール、TECH::CAMP(テックキャンプ)です。
機械学習を知るにはPythonと呼ばれるプログラミング言語への理解が必要ですが、Pythonといえば、年収ランキングでGo、Scaraに次いで3位にランクインしています(Top3の中では求人数がダントツ1位)。Pythonは、2019年現在でも最も需要の高いプログラミング言語の1つと言えるでしょう。
※2018年8月、ビズリーチが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」が発表
とはいえ、機械学習を学ぶには数学やアルゴリズムの理解が必要なため、「最後まで学べるかな…」「ハードル高いな…」と感じている人も多いかもしれません。
TECH::CAMP(テックキャンプ)のAI(機械学習)入門カリキュラムでは、どのような形で学習が進み、理解を深められるのか。具体的にわかるよう、体験レポートを作成しました。TECH::CAMPに通うかどうか検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
TECH::CAMP(テックキャンプ)のカリキュラム・AI(人工知能)入門とは
TECH::CAMP(テックキャンプ)のAI(人工知能)入門カリキュラムでは、Python言語を使った人工知能のプログラムについて学びます。
身につくスキルは以下の通りです。
TECH::CAMP AI(人工知能)入門で身につくスキル
- 人工知能の仕組みや原理を理解する
- プログラミングのが概念がわかる
- Pythonの文法と複雑なデータ分析がわかる
- 目的に応じたデータ解析方法の取捨選択ができる
- 機械学習を使ったデータ解析プログラムが書ける
このカリキュラムをおすすめしたいのは「人工知能の仕組みや原理を理解し、扱えるようになりたい人」「将来のIT産業の変化についていきたい人」「データドリブンで事業を伸ばしたい経営者・マーケター・セールス担当」等です。
また、TECH::CAMP(テックキャンプ)の特徴として、今回紹介するAI(人工知能)入門に加え、Webサービス開発、オリジナルアプリ開発、デザインなどのカリキュラムを含め月額制(14,800円)で学び放題のため、「自分にはPythonは向かなかったかも」という場合は他の言語を学習することも可能です。
それでは、AI(人工知能)Lesson2の様子をお届けします。
AI(人工知能)Lesson2|TECH::CAMP(テックキャンプ)
では、どのようなカリキュラムなのか、まずはLesson2の内容から確認してみましょう。
Lesson2/人工知能はじめの一歩
・はじめに
・AI(人工知能)とは
・人工知能と機械学習について
・現在のAI業界について
・本カリキュラムを通して身につけて欲しいスキル
Lesson2/人工知能はじめの一歩
早速、Lesson2「人工知能はじめの一歩」の具体的な内容をご紹介します。まずは、そもそもAIとは何なのかを教えてもらいました。
「AI(人工知能)」は日常でよく聞きます。しかし、具体的にどういうものなのか、説明ができる人はあまりいないのではないでしょうか。私もその一人です。
「人工知能」と名の付く通り、人工の知能なのですが、この「知能」の定義については専門家の間でも様々な見解があるため明確にはされていないそうです。
しかし、多様な問題を解決する能力が知能の特徴のひとつであることは共通の認識として確立されているのです。
上図の「AIが主に活躍する現場」の資料を見ると、AIは人間が何かを考える手助けとしてのツールとして使われているみたいです。
続いて、今度は、AIと同じくよく耳にする「機械学習」についての勉強です。
ん?そもそも機械学習とAIって違うんですか? とかなりアバウトな状態で学習スタート。AIについて調べ物をしていると「機械学習」というワード、確かに目にします。これってAIとは違うものなのでしょうか。
AIと機械学習、この2つについて下記のように説明されています。この2つのワードが混同してるのは、自分だけじゃなかったんですね。
機械学習は人工知能の部分集合、つまり、機械学習は人工知能という学問分野の一部とのこと。人工知能と一口に言いますが、実はこの分野は様々な学問分野の融合領域、境界領域となっているようです。
「AI」と言えば、その中に「機械学習」も包含されるということですね。AIを扱う為には機械学習を含む様々な分野を学ぶ必要があるとのこともわかりました。
更にその機械学習の中にもカテゴリがあり、AIで何をやりたいかによってどちらを扱うかは違ってきます。
カリキュラムには、具体例が挙げられていましたが、ふんわりと分かったような分からないような……。
なるほど。ならば一旦進めてみるか。
次は、「現在のAI業界について」も学びます。AIには流行り廃りがあり、その波を経ての今AI業界で何が起こっているのか、それがわかる歴史をなぞります。
「トレンド」「ブーム」という言葉がゲシュタルト崩壊する勢いで並びます。流行りには疎いタイプなので、雑談感覚でこんな質問をしてみました。
AI業界のブームの波は、
・インターネットの普及等によって得られた「ビッグデータ」の活用
・演算を行うハードのスペック向上
・人工知能技術そのものの発展
これら時代の進歩によって、副産物的にAIが活躍できる環境が整ったタイミングで起こってきたとのこと。
話題になったからブームになったのではなく、使えるようになったからブームになっているということですね。そして、これら全てが揃ってようやくまともに活躍できるようになった今を「第3次AIブーム」を言うそうです。
敢えて流行りに乗らないタイプですが、なるほど、使われる理由があるとなれば話は違います。
Lesson2の最後に、「カリキュラムとして学んで欲しいこと」を確認します。
この中では「AI」「人工知能」という言葉は使われていませんね。チャットサポートで質問してみます。
AI応用コースで深層学習に軽く触れることができます!
機械学習以外については、今学んでいる基本カリキュラム終了後の応用カリキュラムで学ぶことができます。折角なのでそこまで進めたいですね。
TECH::CAMP(テックキャンプ)のLesson2を受講してわかったこと
TECH::CAMPのLesson2を受けてわかったことは以下の通りです。
人工の「多様な問題を解決する能力」をAIという
・AIと機械学習の違い
機械学習とは、AIで扱う技術の内の一つ
・機械学習にもカテゴリがある
教師あり学習、教師なし学習がある
・AIのこれまでの歴史
時代の進歩と共にAIにもブームの波があり、今は「第3次AIブーム」と言われている
TECH::CAMP(テックキャンプ)のレッスンを受講した感想
今回の章で学んだことの中には、まだハッキリと理解していない部分もあるので、学習を進めていく中で躓くところや、馴染みの薄い言葉が出てきたら一旦ここまで巻き戻ることになるかもしれません。
さて、次章からようやく実際に手を動かしてコードを書く学習が始まります。
これまででもAIの業界事情など、あまり知らなかったことも学ぶことができ良い学習をしてきましたが、やはり意欲が一入違います(笑)。
独学ではなく一般的な基礎を1から学んで、より仕事に活かしたいと考え再勉強中。