CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースレビュー・感想|4日目

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プログラミングチャンネル編集部

30社以上のプログラミングスクールを取材してきた編集部が、プログラミングスクール選びのアドバイスをさせて頂きます。

プログラミングを習得したい人にとって、プログラミングスクールは「理想の自分に一歩近づける場所」。しかし「プログラミングを学びたいけど、自分にできるか不安」「値段が高くて踏み切れない」「受講のイメージが湧かない」など、挑戦するかを悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

どんな様子で授業が進み、どんな学びを得ることができるのか。CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースを受講した様子をお届けします。

飯川慶子
都内の通販会社のウェブマーケター。上級ウェブ解析士。

HTMLやCSS、簡単なワードプレスぐらいであれば触れるものの、近年ウェブだけではなくアプリの割合が増えてきていることに不安を抱えている。

アプリってそもそもどうやって動いているのか、どう作られているのかがわからないとディレクションも解析もしにくいだろうな、と思ったためアプリマスターコースを受講。

CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースとは

CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースは、スマートフォンのアプリケーションをゼロから開発できるようになることを目的としたコースです。

ログラミング未経験者を対象としており、ニュースリーダーアプリやカメラアプリ、簡単なSNSアプリの開発に挑戦することができます。また、アプリ開発に必要な環境構築から開発方法まで、実際に挑戦しながら経験値を積み、最終的に自作のアプリ公開を目指します。

アプリマスターコースの時間・料金プランは以下の通りです。

2ヶ月
  • 料金:148,000円(税抜)
  • レッスン回数:20回
  • 受講期間:60日間
  • 週の学習時間目安:20〜25時間
4ヶ月
  • 料金:248,000円(税抜)
  • レッスン回数:40回
  • 受講期間:120日間
  • 週の学習時間目安:10〜15時間
6ヶ月
  • 料金:298,000円(税抜)
  • レッスン回数:60回
  • 受講期間:180日間
  • 週の学習時間目安:5〜10時間

今回は2ヶ月のスケジュールで学習を進めていきます。

それでは、3日目の様子をお伝えします。

アプリマスターコース4日目|CodeCamp(コードキャンプ)

本日の講師:勝田 郁郎先生

普段はSOHOにてWEB系、ソーシャルゲーム関連の開発を行っております。
実務に基づいた使えるスキルを丁寧に解りやすくお伝えいたします。

現在学んでいる箇所では無い箇所の質問も、是非して下さい。
どんな質問を何度して頂いても構いません。
理解し、使いこなせるようになるまで、お手伝いさせて頂きます。
いっしょに頑張りましょう。

引用:CodeCamp(コードキャンプ)

ここまでは特徴をざっとお話してきましたが、ここからは実際にCodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコース4日目でどんな流れでどんなお話をしたのか、スクリーンショットと一緒にお届けしたいと思います。

CodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコース第4回目レッスンの内容

  • 前回の復習で生じた質問
  • 第5講「メソッド」の部分を履修したうえで生じた疑問への質問

1. 課題復習に対する質問(15分)

前回の「CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースレビュー・感想|3日目」では4章までの内容を学習しましたが、今日までに5章の「メソッド」までを予習しておいたので、授業では

  • 前回の復習で生じた質問
  • 第5「メソッド」の部分を履修したうえで生じた疑問への質問

について質問をしました。

まずは、「CodeCamp(コードキャンプ)のアプリマスターコースレビュー・感想|3日目」の記事でも話題になった課題からです。

前回の石川先生の授業のあとで、さっそくコーディングトレースをしたものの

飯川慶子
うん!? 授業のときは分かっていたはずなのに、なぜ私がこのコードを書いたのか全く覚えていない……

という事態に。やはり復習としてのコーディングトレースは重要なことを痛感したのです。

飯川慶子
……というわけで、大変恐縮なのですが、私がなぜこのコードを書いたのか自分でよくわからなくなってしまいました。
totalScoreのところで、配列の部分をおそらく1行にしているのはわかるのですが、for文のなかに繰り返しで入っているforで一体何をしているのかよくわかりません。
勝田郁郎先生
……(コードを見て)なるほど。まずは配列の部分を書き直してみましょうか。scoresのあとの配列を2行にしてみてください。
飯川慶子
これで大丈夫でしょうか?(配列が野球のスコアボードみたいになって読みやすくなったなあ)
勝田郁郎先生
そうです。こうやって書き方を直してみると、この配列が2行で、同じ行の中に入っている数がそれぞれ違うことがわかります。
それで本題ですが、飯川さんのおっしゃる通りはじめのforではたしかにこの2行を1行にしているんですね。
飯川慶子
(ほうほう、ここまではあっていたのか)
勝田郁郎先生
で、そこからなのですが、2行目のforでは2行から1行にした配列を、さらに数字に分解しているんですね。
飯川さんのコードの場合、処理自体は間違っていないのですが、2行から1行に変化させた配列を“totalScore”とネーミングしているので、すごくわかりにくくなっているんです。
なのでこの名前を”line”とかにしてあげるとだいぶわかるかと思います。
飯川慶子
!……(全然見え方が違う)なるほど!こうすれば、1列を1つの数字に変換して、その数字を足していっているってすぐにわかりますね!

2. メソッドについての質問(15分)

復習している課題が解決したところで予習していた内容の質問に移ります。

飯川慶子
メソッドの部分を学習していて、なんとなく雰囲気はわかったのですが、“値渡しと参照渡し”の違いとと“コマンドライン引数”の意味がよくわからなかったんです。
勝田郁郎先生
ああ。まずコマンドライン引数については、“いつか役に立つもの”という認識で大丈夫です。で、重要なのは値渡しと参照渡しです。
勝田郁郎先生
値渡しというのは、このテキストだとわかりにくいですが値をそのまま渡すこと。で、参照渡しというのは“この場所にある値を持ってきてね”という命令です。
簡単に言うと値渡しの場合は決まった値が来るけど、参照渡しの場合はその場所になにもなければなしだし、そこの場所の値が変わったら結果も変わります。
Javaを学ぶ上で最初の壁がこの違いの把握なので、しっかり把握しておきましょう。
飯川慶子
なるほど……わかりました。 ありがとうございます。

3. 課題についての質問(10分)

最後にメソッドの課題について質問しました。

詳しい内容は次の項目でお話しますが、簡単に言うと「理屈はわかるけれど課題を自力で組み立てられない」のが私の課題だったので、それを解消するにはどうしたらいいのかを質問しました。

この日の40分間はここまでで修了です。

CodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコース4日目で生じた疑問

ここまではCodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコースの大まかな流れを説明してきましたが、おそらくこれだけでは疑問点も多いはず。

そこで先ほどのレッスンで私が実際に勝田先生に質問した内容をご紹介します。

理屈は分かっていても演習問題を組めません

飯川慶子
課題に着手するときに、今までのテキストを見ながら自分でなんとかできそうなところは自力で組み立てようとするのですが、どうしてもできません。
こういうときってぶっちゃけググってもいいんですか?
勝田郁郎先生
プログラミングについては、むしろほかの人がやっていることをマネするのが上達のコツです!似ている課題はネットにたくさん転がっているのでどんどんカンニングして盗みましょう。
ただ、大切なのは“どうしてこのプログラミングをしたのか”ということなので、その背景は理解するようにしましょう。

なるほど!カンニングはだめ!と勝手に思っていたのですが、そうではなくむしろどんどんカンニングすべきということがわかりました。なおそのあとでカンニングをしながら課題を解いたらいままでの倍速で終わったしはかどりました。

CodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコース4日目の成果と課題

第4回を受講して学んだことと、次回に向けた課題について整理します。

第4回を受けて学んだことは大きく

  • 配列をかくときは行をそろえるとわかりやすい
  • 変数の名前の付け方は大切(それひとつですごくわかりやすくもなるし紛らわしくもなる)
  • 値渡しはそのままでデータを渡すこと、参照渡しはデータのある場所を教えてあげること
  • カンニングはしてもOK

を学びました。次(11/17)までに

  • できるところまで一気に予習
  • どんどんカンニングをする

をやっていこうと思います。

CodeCamp(コードキャンプ)アプリマスターコースを受講した感想

今回は初めて勝田先生に教えていただきましたが、石川先生じゃなくて不安だな……と思っていた当初をいい意味で裏切っていただきました。

特に定義の説明やコードの書き方といった部分に対して、すごくわかりやすい例を用いながら説明してくださったのですごくありがたかったです。

質問したい内容や、学びたい内容によって先生を替えていくことができるのもコードキャンンプならではの強みだなと感じました!