この記事では、Javaを学べるプログラミングスクール6社の特徴や料金、口コミを比較しています。
★「Java」が学べるプログラミングスクールランキング★
スクール名 | 授業 | 場所 |
コードキャンプ |
オンライン | 全国 |
プログラマカレッジ |
通学 | 東京 |
侍エンジニア塾 |
両方 | 全国 |
テックアカデミー |
オンライン | 全国 |
KENスクール |
通学 | 東京 大阪 名古屋 札幌 |
0円スクール |
通学 | 東京 神戸 名古屋 札幌 仙台 福岡 |
レバテック株式会社が発表している「プログラミング言語別新規求人案件割合ランキング(2020年7月発表)」によると、Javaは全体の1位(シェア率34.98%)という結果になっています。
※参考:レバテックキャリア公式サイトより
Javaは、システム開発の現場で多用されており、ITエンジニア業界の就職/転職市場においても需要の高いプログラミング言語であると言えるでしょう。
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Javaが学べるプログラミングスクール6選
Javaを学べるプログラミングスクールを6社ご紹介します。
1.CodeCamp(コードキャンプ)
CodeCamp(コードキャンプ)には、Java未経験でも、Javaを使って本格的なWebアプリケーションを開発できる「Javaマスターコース」があります。Javaマスターコースのメリットは、Javaの基礎から徹底的に学べることです。
Javaの学習でつまずきやすいのは「オブジェクト指向」です。オブジェクト指向はJavaの基本です。オブジェクト指向の理解が不十分だと、「クラスとインスタンスの違いがわからない」など、のちの学習でつまづきやすい傾向にあります。その分、CodeCamp(コードキャンプ)のJavaマスターコースでは、オブジェクト指向をエンジニア講師に教えてもらえるので、Javaの応用に進む前に基礎をしっかりと形成できます。
ほかにも、Webアプリケーションで使うJSP/サーブレット(オンラインバンキングやショッピングサイトなどのWebサイトを開発するための基礎技術)を学習できたり、Java開発で必要となるファイル操作、データベース連携、ネットワーク通信などについても一通りマスターできます。
長年SEとしてJavaを用いた開発に携わっている筆者から見ても、CodeCampのJavaマスターコースを受講すれば、実際の開発現場でも通用するスキルが身につけられるのではないかという印象を抱きます。
さらに、現役エンジニアから手厚いサポートが受けられる点もおすすめしたいポイントの1つです。
Javaは、PHPやPython、Rubyなどの言語に比べると、やや難しい言語です。しかし、CodeCampでは、マンツーマン指導によりつまずいてしまってもわかるまで徹底的に教えてくれるので安心です。
コース名 | Javaマスターコース(2ヶ月・20回) |
料金 | 総額:178,000円(入会金:30,000円込み) |
月額 | 月々5,900円〜 ※実質年率12.5%、36回払いの場合(手数料込み) |
2.プログラマカレッジ
プログラマカレッジのプログラムは、パソコンがまったくわからない初心者でも、最終的にはひとりでECサイトを開発できることを3ヵ月で目指せる内容です。
プログラマカレッジのメリットは、Javaだけではなく、HTML/CSS、Javascriptなど、エンジニアとして働くうえで必要な周辺のさまざまな技術について400時間以上のカリキュラムがあることです。
実際の開発現場ではいろいろなプロジェクトがあります。プロジェクトでは、Javaだけコーディングをするケースもあれば、いわゆるフロント側のHTML/CSS、Javascriptもセットで開発することもあります。プログラマカレッジでは、Java以外も学べるので、これからプログラマとして活躍するための必要なスキルを一通り習得できます。
また、プログラマカレッジのカリキュラムのなかには、同時期に入学した受講生7〜10人で取り組むチームでの開発演習もあります。実際の開発は、ひとりではなくチームで行うことがほとんどです。チームでは、Gitなどのソース管理ツールを駆使して、コミュニケーションを積極的にはかりながら開発を進めます。プログラマカレッジでは、実践の開発に近いかたちで学べるので、現場にでて困ることはなさそうです。
一方デメリットは、もしJavaだけを学びたいのであれば少し非効率です。プログラマカレッジでは、多くのITスキルを学ぶため時間がかかってしまいます。とはいえ、どのスキルも重要ですので、学習して損はありません。
コース名 | プログラマカレッジ |
料金 | 0円 |
3.侍エンジニア塾
侍エンジニア塾は、最短で仕事獲得を目指すオンラインプログラミングスクールです。侍エンジニア塾はフリーランスエンジニアを目指す方にも人気があるスクールのようです。
Javaエンジニアである筆者が個人的に良いと思った、侍エンジニア塾のメリットが2つあります。
まず、1つめのメリットは、受講生一人ひとりに合わせた完全オーダーメードカリキュラムを組んでもらえること。たとえば、Javaに関しては、バックエンドエンジニアになりたい方、フロントエンドエンジニアになりたい方、Androidアプリ開発をやりたい方などいろいろな目的があることでしょう。バックエンドエンジニアであれば、Javaのほかにもデータベース周りとネットワーク通信周りの知識が必要になります。一方、フロントエンドエンジニアであれば、JavaのほかにもHTMLやCSS、Javascriptなどのスキルも必要です。
このように目的によって、カリキュラムをオーダーメードできるのが、侍エンジニアの強みです。
さらに、2つめのメリットは、オリジナルのWebサービスを開発できること。オリジナルのWebサービスを完成させると、その作品を武器に、フリーランス案件の獲得や転職活動をする時にアピール材料になります。
単純に「スクールで学びました」というよりも、「私はこのようなWebサービスを開発したことがあります」と具体的に示した方が、しっかりと技術力をプレゼンできます。
コース名 | エキスパートコース(12週間プラン) |
料金 | 総額:389,400円 |
月額 | 月々16,225円〜 ※実質年率12.5%、24回払いの場合(手数料込み) |
4.TechAcademy(テックアカデミー)
TechAcademyは、現役エンジニアとのマンツーマンメンタリングを通じて、実践的なスキルを習得できるオンラインプログラミングスクールです。
TechAcademyでは、JavaServlet・JSPの技術を使って、Webアプリケーションを開発できる「Javaコース」があります。Javaコースのメリットは、Webアプリケーションで実装されることの多い機能の開発を実際に経験しながら、実用的なスキルを幅広く学べる点です。具体的には、「お問合せフォーム」や、チャットのやりとりを行うメッセージボード、記事の投稿・共有が可能なシステムなどの開発がカリキュラムに含まれます。
また、専属のパーソナルメンターがつき、週2回(1回あたり約30分)のマンツーマンメンタリングで相談できる点も魅力的です。
マンツーマンメンタリングでは、ビデオチャットを用いたペアプログラミングを行えます。メンターとマンツーマンでコミュニケーションを取れるのは、Java以外の言語を学ぶ方にとってもメリットではありますが、とりわけJavaを効率的に学ぶためにはペアプログラミングが有効といわれているので、Javaを学びたいという方にはおすすめです。
一方デメリットは料金面です。JavaコースはJavaのみの学習であるため、ほかの技術を学びたい場合は別コースも受講することが必要で、割高になってしまうケースもあります。
コース名 | Javaコース(12週間プラン) |
料金 | 総額:249,000円 |
月額 | 月々11,700円〜 ※実質年率12.5%、24回払いの場合(手数料込み) |
5.KENスクール
KENスクールは、通学制のパソコンスクールです。未経験者をプロに養成するため、「個別指導」や「現場指導」を採り入れています。
KENスクールには、Javaを学べるコースが複数あります。
おすすめは、「Javaプログラマー養成コース」。JavaやHTML・CSSなどのほかにも、Spring Frameworkというフレームワークも含めて学べる点が良いと思います。
フレームワークとは効率よく開発するための枠組みで、必要な機能やライブラリなどがまとまっているツールのことです。開発現場では、Spring Frameworkが使われているケースが多く、フレームワークを知らないと、苦労する可能性があるので、カリキュラム内で学べるのはポイントが高いです。
転職活動の面接でも、フレームワークの経験有無を聞かれることもあるので、Spring Frameworkを身につけておけば、有利に面接を進めることもできるでしょう。
ちなみに、より実践的な内容を求めている場合は、上位コースの「速習Javaシステムエンジニア就転職総合コース」がおすすめです。このコースでは、Javaに加え、データベースのOracleについて学ぶこともできます。
コース名 | Javaプログラマー養成コース |
料金 | 総額:365,000円 |
月額 | 月々12,200円〜 ※実質年率12.5%、36回払いの場合(手数料込み) |
6.0円スクール
0円スクールは、無料でJavaを学べる通学制のスクールです。
0円スクールを運営しているのはシステム会社です。そのノウハウがカリキュラムに反映されており、開発に必要なスキルを一通り習得できます。
カリキュラムには、Javaの基礎から、HTML・CSS・jqueryといったフロントサイドの技術やデータベースの知識が含まれます。さらに、システム開発実務演習があり、ウォーターフォールモデルに従って、設計、開発、単体テスト、仕様変更の対応まで学ぶことができます。
ほかのプログラミングスクールでは、プログラミングがメインで、設計までは学べないところもあります。0円スクールでは、開発プロセス全体を体得できるころがメリットです。
一方、デメリットは、オリジナルのWebアプリケーション制作をできないことです。自分のプログラム実績を作れないのは残念です。
また、0円スクールで教えられているウォーターフォールモデルに代わって、最近ではアジャイル開発がトレンドになっています。最新のトレンドは、自分でキャッチする必要があるかもしれません。
コース名 | プログラマカレッジ |
料金 | 0円 |
CodeCamp(コードキャンプ)「Javaマスターコース」の体験レポート
プログラミングチャンネルでは、CodeCamp(コードキャンプ)の「Javaマスターコース」を実際に受講された方の体験レポートをご紹介しています。
講師とのやり取りから、授業の進み方までリアルな様子をお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
体験レポート一覧
CodeCamp
「Javaマスターコース」
の体験談を読む
まとめ
Javaが学べるプログラミングスクールをご紹介しました。
★「Java」が学べるプログラミングスクールランキング★
スクール | 授業 | 月額料金 | 場所 |
コードキャンプ |
オンライン | 5万 | 全国 |
プログラマカレッジ |
通学 | 無料 | 東京 |
侍エンジニア塾 |
両方 | 10.4万 | 全国 |
テックアカデミー |
オンライン | 7.2万 | 全国 |
KENスクール |
通学 | 6.5万 | 東京 大阪 名古屋 札幌 |
0円スクール |
通学 | 無料 | 東京 神戸 名古屋 札幌 仙台 福岡 |