「『TECH CAMP(テックキャンプ) エンジニア転職』と『DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)Webエンジニアコース就職達成プログラム』のどちらにするか迷っている」という方のために、この記事では、「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」の料金と特徴を徹底比較します。
結論|「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」のどちらがおすすめ?
この記事では、「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」のどちらがおすすめなのかを見ていきます。
結論からお伝えすると、「早く転職したい」「オンライン学習がいい」という方には「TECH CAMP エンジニア転職」がおすすめです。
なぜなら、最短10週間でプログラミングスキルを身につけられる「短期集中スタイル」や、通学不要の「オンラインプラン」があるからです。
一方、「じっくり学習したい」「チーム開発を経験したい」という方には「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」がおすすめ。
なぜなら、総学習時間が約120時間「TECH CAMP エンジニア転職」よりも長く、同期とともにチーム開発にも取り組むからです。
「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」の違い
「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」を比較した結果、両者の間には主に5つの大きな違いがあることが分かりました。
「TECH CAMP エンジニア転職」:オンラインプランがある
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」:オンライン受講がない
2.【総学習時間の違い】
「TECH CAMP エンジニア転職」:600時間
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」:720時間
3.【チーム開発の有無】
「TECH CAMP エンジニア転職」:チーム開発の機会がない
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」:チーム開発やペアプログラミングがある
4.【事前学習の要否】
「TECH CAMP エンジニア転職」:完全未経験者でも受講できる
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」:プログラミングの事前学習が必要
5.【入校テストの有無】
「TECH CAMP エンジニア転職」:入学テストがない
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」:入校に際し「事前テスト」に合格する必要がある
また、「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」の違いをビジュアルで理解できるように表をまとめました。
比較項目 | 「TECH CAMP エンジニア転職」 | 「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」 |
通学 | ◯ | ◯ |
オンライン | ◯ | ✕ |
費用の予算 | 短期集中スタイル:648,000円(税抜) 夜間・休日スタイル:848,000円(税抜) |
入学金:¥100,000(税込) 受講料:¥547,800(税込) 教科書代:「プロを目指す人のためのRuby入門」2,980円(税抜) ※フルタイム受講のみ、条件を満たす方は最大45万円のキャッシュバックを受けられます |
授業の進め方 | 自習形式 | ・自習形式 ・講義形式 |
質問方法 | ・教室で講師に質問 ・チャット ・ビデオ通話 |
・集団講義中の質問時間で発言する ・自習室で講師に直接質問する ・オンライン |
個別サポートの内容 | 専属ライフコーチによる学習支援 | ✕ |
メンターや講師のレベル | 製作会社未経験者の場合あり | 現役エンジニアから製作会社未経験者までさまざま |
就職支援の内容 | ・キャリア形成 ・企業の紹介(限定求人あり) ・履歴書作成 ・企業とのイベント ・卒業後のキャリア支援 |
・就職説明会 ・履歴書・職務経歴書レビュー ・求人紹介 ・面接対策 ・就職活動サポート講演 ・受講生がリクエストする企業の誘致 |
「TECH CAMP エンジニア転職」がおすすめな人
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」がおすすめな人
「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」の基本情報を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」のサービス内容を詳しく比較していきます。
1.受講形式(オンラインor通学)を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」は、オンラインと通学の両方に対応しています。通学でもオンラインプランでも、学べる内容に違いはありません。
教室は、東京都、愛知県、大阪府、福岡県にあります。お住まいの地域に教室がない方や通学が難しい方はオンラインプランを選びましょう。
オンライン学習には、場所に左右されず学習できるというメリットがある一方、「一緒に学ぶ同期がいないため孤独を感じる」「学習を後押しする存在がいなくて投げ出したくなる」というデメリットもあります。
「TECH CAMP エンジニア転職」はそんなデメリットへの対策として、専属トレーナー(ライフコーチ)による進捗管理やコーチング、メンタリングのサポートを実施しています。
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」は通学形式のスクールです。フルタイムの場合は4〜22名、パートタイムの場合は6〜24名の同期と一緒に学びます。
以前はオンライン受講も可能でしたが、現在は残念ながら非対応となっています。
通学形式のスクールは、「自宅ではやる気が出ないけど、教室に行けば勉強モードになれる」「同期と一緒に切磋琢磨しながら学びたい」という人におすすめです。
さらにDIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)には卒業生コミュニティもあるため、在校中に得た仲間や先輩は「スクールに通っている間だけの知り合い」ではなく、自分次第で一生もののご縁になるでしょう。
卒業生コミュニティの人脈から開発案件を受注したり、後輩エンジニアを自社に雇ったりしている方もいるようです。
2.学習の進め方(自習or授業)を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」は自習がメインのスクールです。学習効率を高めたオリジナル教材を使い、現場で即戦力として活躍できるスキルを身につけていきます。
わからないことは教室にいる講師に(オンラインプランの場合はチャットかビデオ通話で)自由に質問できるので、自習とはいっても独学で行うものとはまったく異なります。
一方、「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」は自習と授業の組み合わせにより学習を進めていきます。
「午前は自習、午後は授業やワークショップなど集団学習の時間」といったスケジュールが組まれ、そのあとは自宅や自習室での学習が推奨されています。
授業やワークショップは、自習で覚えたことを確実に身につけるためのアウトプットの時間です。同期と2人1組になって行うペアプログラミングでは、自分では思いつかない視点や方法などを学び取れるため、貴重な気づきの場となります。
3.質問方法を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」では、教室にいる講師に自由に質問できます。教室外からも、チャットやビデオ通話で講師に質問できます。オンラインプランの場合はチャットかビデオ通話で質問可能です。
質問回数に制限はなく、平日は10時〜22時、土日は11時〜22時の間が質問の受付時間となっています。
一方の「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」は、自習室にいる講師に自由に質問する方法と、授業の質問時間で発言する方法、オンラインで行う方法の3つがあります。
オンライン質問の受付は、営業日の10時〜21時30分まで。時間外の質問は、次の受付時間での回答となります。
どちらのスクールも、教室にいる講師に直接質問する方法と、オンラインで質問する方法の両方に対応しており、大きな違いはありません。
4.講師・メンターを比較
「TECH CAMP エンジニア転職」の講師・メンターの〇〇については現在調査中です。
一方、「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」の講師の経歴は、人によってさまざまです。
業界未経験からITの世界に飛び込んだ人、プログラミング未経験で入社した人、Rubyの魅力を伝えるために講師になった人……必ずしも現場経験があるという人たちではありません。
しかしながらエンジニアの仕事は、自分とは違う業界・職業の人たちと積極的に関わる機会があるものです。ほかの業界を知っていてエンジニアリング技術を身につけると、できあがるサービスもより深みのあるものになります。
また、エンジニア歴の浅い人たちは、そのぶん初心者の悩みやつまづくポイントを知っています。初心者目線のアドバイスをもらえるため、かえって腑に落ちるということもあるでしょう。
5.個別サポートを比較
「TECH CAMP エンジニア転職」では専属のライフコーチがつき、学習目標の設定や日々の学習進捗まで、トータルに管理してサポートしてくれます。独学やオンライン型のスクールでありがちな「挫折」をさせないための工夫です。
学習についての困りごとはもちろん、将来の働き方やキャリアパスについても話せます。気になることがあればどんどん質問してみましょう。
一方、「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」には個別サポートに該当するものがありません。
代わりに、自習時間に講師への質問や相談を積極的に行って、より深く学べるように自分から努力する必要があります。
手厚いサポートを受けたい方は「TECH CAMP エンジニア転職」、主体的に動いていけるようになりたい方は「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」がおすすめです。
6. 就職支援・転職支援を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」の就職支援でエンジニアへの転職を成功させた卒業生は2,000人(2020年11月末時点)。転職成功率はなんと99.0%(2020年6月末時点)と高水準です。
公式サイトによれば、途中でやめてしまった方たちも「病気」や「家庭の事情」などやむを得ない事情を理由としてあげています。
また、まったくのプログラミング未経験者が、上場企業や急成長中のベンチャーへの転職が決定しているため、これらの実績は入校検討中の方にとって希望になるのではないでしょうか。
2019年5月31日時点のデータでは、正社員として雇用されたのは93.4%。働きやすさや給与の高さから人気の自社サービス開発企業への転職率も61.3%と高めです。
過去の卒業生の就職先には、動画配信サービスを運営する株式会社U-NEXTや、アメブロやグランブルーファンタジーで有名な株式会社サイバーエージェントなどがあります。
顧客の状況に左右されにくく、労働環境が整っている自社サービス開発企業は人気が高いので、未経験から自社サービス開発企業に入社できる可能性があるのは魅力ですね。
そんな「TECH CAMP エンジニア転職」の就職支援の内容は、転職が決まるまで専属のキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれるというもの。
主に以下の支援を受けられます。
- キャリアパスのつくりかたや、業界についての説明
- 履歴書の作成
- 企業の担当者が教室に来て説明会を開催
- 求人の紹介(テックキャンプ専用の限定求人あり)
- 面接対策
- 卒業後のキャリアカウンセリング(半年後、1年後、2年後、3年後の間隔)
手厚いサポートが安心の就職支援ですが、40歳以上の方、日本語の読み書きが困難で就業に支障が出る方はサポートが受けられません。
「TECH CAMP エンジニア転職」を受講するのに年齢制限はありませんが、40歳以上の方は就職支援が受けられないことに注意しましょう。
一方の「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」は、スクール代表講師の野呂浩良氏による就職サポートが受けられます。野呂氏自身も、異業種異職種に4度転職成功し、ポジション、年収ともにアップした経験をお持ちです。
過去の卒業生の就職先には、言わずと知れたIT企業の株式会社楽天や、家計簿アプリで有名な株式会社マネーフォワードなどがあります。
受けられる支援の内容は以下の通り。
- 就職説明会への参加
- 履歴書・職務経歴書のレビュー(上限2回まで)
- 求人の紹介
- 面接対策(1回まで)
- スナップマート株式会社の取締役(旧ピクスタ株式会社 開発部 部長)星直史氏の就職活動サポート講演
- 受講生がリクエストする企業の誘致
7.料金を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」は、短期集中スタイルを選ぶか、夜間・休日スタイルを選ぶかで料金が変わります。
短期集中スタイル総額:648,000円(税抜)
夜間・休日スタイル総額: 848,000円(税抜)
学習期間が半年と長い夜間・休日スタイルのほうが、受講料金も高い設定です。
一方、「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」はフルタイムを選んでもパートタイムを選んでも、料金は変わりません。
入学金:100,000円(税込)
受講料:547,800円(税込)
教科書代:「プロを目指す人のためのRuby入門」2,980円(税抜)
しかしフルタイムを選んだ場合のみ、最大45万円補助を受けられる制度があります。「DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)Webエンジニアコース就職達成プログラム(フルタイム受講)」が、厚生労働大臣より「専門実践教育訓練指定講座」に指定されているためです。
この制度を利用して最大45万円の補助金を受け取れる場合、受講料は総額197,800円(税込)となります。
「専門実践教育訓練給付金制度」は厚生労働省が実施している制度です。中長期的なキャリア形成の支援や、雇用の安定、再就職の促進などを目的に行われています。
「専門実践教育訓練給付金制度」の対象講座に指定を受けると、支払った受講費用の一部がハローワークから支給されることになっています。
「DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)Webエンジニアコース就職達成プログラム(フルタイム受講)」の場合は、最大で450,000円がキャッシュバックされる可能性があります。
ただし、制度が適用されるためにはいくつか条件があります。社会人経験のない学生や、社会人歴が浅い人、直近1年以内に雇用保険へ加入していなかった人などは対象外とみなされる可能性が高いです。
自分が受給資格者であるかどうかの確認は、お近くのハローワークに問い合わせてください。
料金を単純比較すると「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」のほうが「わずかに安い」という結果となりました。
さらに専門実践教育訓練給付金制度の対象となる方は「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」を圧倒的な安さで受講可能です。
8.カリキュラム(教材)の閲覧期限を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」では、卒業後のカリキュラム閲覧はできません。
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」は、卒業後も期限なくカリキュラムを閲覧できるので復習に役立ちます。
9.受講期間の延長を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」は、担当ライフコーチに相談のうえ、手続きを行い所定の料金を納めることで学習期間を延長できます。
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」では、受講期間内に卒業できなかった場合はコースを終了するか、受講期間を延長するかを選べます。延長する場合は手続きを行い、延長分の料金を納める必要があります。
受講期間内に卒業できなかった場合、コースを終了するか、受講期間をご延長いただくかをご選択いただけます。 ご延長となる場合、別途ご延長のお申込みと延長分のご受講料のお支払いが必要となります。詳しくは、DIVE INTO CODE事務局までお問い合わせください。
10.キャンセル制度を比較
「TECH CAMP エンジニア転職」では、学習内容に満足できなかった場合、受講開始から14日以内に手続きを行えば全額返金を受けられます。
「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」のキャンセル制度については現在調査中です。
11.コースの種類を比較
テックキャンプ(TECH CAMP)は、今回紹介した「TECH CAMP エンジニア転職」以外のコースが現在は廃止されています。
しかし「TECH CAMP エンジニア転職」は、卒業後の進路としてフリーランスのWebエンジニアを目指すことも可能です。
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)には、今回紹介した「Webエンジニアコース就職達成プログラム」のほかにもコースがあります。
- Webエンジニアコース(ベーシックプログラム)
- 機械学習エンジニアコース
Webエンジニアコース(ベーシックプログラム)は、転職達成ではなくアプリケーション開発の知識を身につけることを目的としています。
機械学習エンジニアコースは、いま世の中で注目を集めているAI(人工知能)について学びます。
卒業後は、日本ではまだ数が少なく、年収も高い傾向にある「Pythonエンジニア」としての活躍が望めます。
まとめ
ここまで「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」を比較してきました。
「TECH CAMP エンジニア転職」と「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」はではそれぞれ無料説明会を実施しています。
- 「TECH CAMP エンジニア転職」:受講内容や学習スタイル、料金のことなどなんでも相談できます。相談内容がきちんと決まっていなくてもOKです。
- 「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」」:学校説明のほか、90分の体験クラスが開催されます。体験クラスは実際の講義の雰囲気に近く、ほかの参加者や講師とのディスカッションなどDIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)ならではの授業に触れられます。
講師の雰囲気や教科書のわかりやすさなど、実際に試してみないと知ることができないこともたくさんあるでしょう。「TECH CAMP エンジニア転職」や「DIVE INTO CODE Webエンジニアコース就職達成プログラム」に少しでも興味があれば、試してみてください。