侍エンジニア塾は株式会社侍によって運営される、オンライン型プログラミングスクールです。
マンツーマンレッスンとオーダーメイドのカリキュラムが特徴的で、オンラインにより自分の好きな時間に勉強できるため社会人の方に人気です。
そんな侍エンジニア塾ですが、フリーランスエンジニアを目指す方にとってはどのくらいおすすめなのでしょうか。
今回は、プログラミング未経験の状態からフリーランスエンジニアを目指す方にとって、侍エンジニア塾はどのくらい魅力があるのか、解説します。
目次
侍エンジニア塾はフリーランスになりたい人にどのくらいおすすめ?
フリーランスを目指す人にとって、侍エンジニア塾はどのくらいおすすめなのでしょうか。今回、筆者の独断と偏見で5段階評価をしてみました。
結論からお伝えすると、フリーランスを目指す人にとって侍エンジニア塾はおすすめ度4.9
です。侍エンジニア塾はフリーランスの育成に特化したプログラミングスクールです。基本的なカリキュラムでも、講座終了後にフリーランスとして仕事の獲得を目標にしています。
それでは、ここから侍エンジニア塾がフリーランスを目指す方におすすめな理由と、受講する際の注意点を解説していきましょう。
侍エンジニア塾でフリーランスエンジニアを目指す人におすすめのコース(講座)
侍エンジニア塾で開講されているコース(講座)のなかで、フリーランスを目指す人に向いているコースをご紹介します。
- コース1.エキスパートコース
- コース2.AIコース
1.エキスパートコース
プログラミングの基礎基本の学習から、オリジナルサービス・アプリの開発までを習得できるコースです。言語に制限はなく、Ruby、Java、C#など、さまざまな言語を習得できます。
習得したい言語によって、教えられる講師が選出されます。専属講師によるレッスンはマンツーマンで週1回60分です。受講期間は開始時に12週、24週、48週から選択します。レッスン以外の時間にもQ&Aサイト(掲示板)を利用して在籍するエンジニアに相談できます。
レッスンカリキュラムは完全オーダーメイドです。専属講師と相談しながら、初回レッスン時にカリキュラムを作成します。受講する目的を期間内に達成できるよう、一緒に学習計画を立てます。
侍エンジニア塾の特徴は、このマンツーマンレッスンとオーダーメイドカリキュラムです。密度の高いレッスンと効率のよいカリキュラムで、着実にエンジニアとしてのスキルアップを狙えます。
またエキスパートコースでは、最長およそ1年もの期間受講できます。フリーランスとして、充分な実力をつけたい人におすすめのコースです。
2.AIコース
最先端の技術である、人工知能・AIを最短12週間でマスターできるコースです。
侍エンジニア塾のAIコースでは、AIで使用されるプログラミング言語である、Pythonの基礎基本から、本格的なAIの実装までを習得します。
画像解析、実データの機械学習処理のほか、仮想通貨の根幹であるブロックチェーンの技術など、さまざまな分野をマスターできます。
プログラミングに劣らず、AIに関するスキルも大変ニーズの高いものです。将来性という点ではプログラミングを凌ぐ勢いすらあります。
フリーランスの働き方は、業界の流行や市場規模に大きく左右されます。将来性の高い技術を習得できるのは大きなメリットです。
侍エンジニア塾がフリーランスになりたい人におすすめの理由
侍エンジニア塾がフリーランスを目指す人におすすめの理由を3つご紹介します。
- 理由1.オリジナルのポートフォリオを作れる
- 理由2.学習方法がフリーランスの実務に近い
- 理由3.高い目標でも最後まで完走できる
理由1.オリジナルのポートフォリオを作れる
ポートフォリオとは、これまでに作成した作品群のことです。具体的には、簡単なアプリケーションや自分専用のサイトなどが挙げられます。
未経験の場合、ポートフォリオがあると、選考で非常に有利です。経験者の実績と同様に、スキル・実力を目に見える形でアピールでき、案件獲得において強力な武器になります。
また侍エンジニア塾ではオリジナルのポートフォリオを作成します。教科書や解答が用意されているわけではなく、エラーやトラブルが起こった時は自分で答えを見つけなければなりません。
フリーランスでは、案件ごとに課題や要望はさまざまです。そのため、自分で問題解決をした経験が存分に生かされることになります。実際に働く前の練習として、ポートフォリオ作成に臨むといいでしょう。
理由2.学習方法がフリーランスの実務に近い
オーダーメイドのカリキュラムでは特定の教材は用意されていません。カリキュラム作成時に市販の書籍を指定され、自分で購入します。購入した書籍は学習時やポートフォリオ作成時に使います。書籍でもわからなかった場合に、専属講師に聞いたり、Q&Aサイトで質問したりするのが一般的です。
実は、これはフリーランスの実務にかなり近いです。フリーランスの場合、案件でわからないことがあっても、職場の上司や先輩に質問することができません。手元の書籍や「stack overflow」などの質問サイトを利用して解決することになります。
また書籍はスキルアップの際にも強い味方になります。会社員であれば社内の研修や勉強会に参加できますが、フリーランスにそのようなサポートはありません。書籍などを利用した自学自習のスタイルを身につけることで、受講終了後に開業しても、エンジニアとして成長を続けられます。
理由3.高い目標でも最後まで完走できる
学習を始めたばかりだと、プログラミングを仕事にするイメージが沸きにくく、モチベーションが下がりがちです。未経験からフリーランスになるのは非常に難易度が高く、現実と理想とのギャップがさらにやる気を低下させます。
侍エンジニア塾には、フリーランスのエンジニアが多く在籍しています。目標を身近に感じられることは、モチベーションの維持につながります。専属講師がフリーランスであれば、具体的なアドバイスや体験談を聞くことも可能です。ほかにも受講後のアンケートや不定期開催のイベントなど、挫折を防ぐためのいくつかの仕組みが用意されています。
実際に侍エンジニア塾では9割以上の受講者が最後まで学習を終えています。すべての方がフリーランス志望ではありませんが、充分に信頼がおける数字です。
フリーランスになりたい人が侍エンジニア塾を受講するときの注意点
一方で、侍エンジニア塾を受講する前に知っておいてほしい注意点もあります。
- 注意点1.作るものを自分で決めなければならない
- 注意点2.質問する力が必要
- 注意点3.講師によって内容や熟練度に差が出る
注意点1.作るものを自分で決めなければならない
侍エンジニア塾ではポートフォリオで何を作るのかは自分で決めることになります。そもそもプログラミングの知識が浅いと、プログラミングで何を作ることができるのか、それがどれだけ難しいのかすらもわかりません。
ポートフォリオはカリキュラムの後半で作成するので、学習を進めながら何を作成するのかイメージしておくことが大切です。もし受注したい仕事があれば、それに合わせた作品に挑むことも必要です。
繰り返しになりますが、ポートフォリオは案件獲得の際に重要な役割を持ちます。専属講師やQ&Aサイトで相談しながら、じっくり決めていきましょう。
注意点2.質問する力が必要
1対1のレッスンは講師との対話形式で進められます。この時、講師は受講者の質問から理解度や関心のあることを探っています。質問をすることでレッスン自体の質を高められるのです。
受け身でのレッスンでは理解が深まらず、週に1度の直接対話の機会を消化不良のまま終えることになります。理解できないままでいると、さらにわからないことが積み上がって質問が難しくなる悪循環に陥ってしまいます。
質問する力は、課題を見つけ、解決の糸口を掴む能力とほぼ等価です。これはプログラミングに必要なスキルの一つでもあります。質問を考えること自体がプログラミングの理解を深めることにもなりますので、気になったことはどんどん質問するようにしましょう。
注意点3.講師によって内容や熟練度に差が出る
エンジニアとして優れていることと教えるのが上手なことはほとんど関係ありません。優秀なエンジニアが多数在籍していたとしても、講師として未熟な人が割り当てられることは充分にあり得ます。
とくに侍エンジニア塾のシステムでは、講師の質がレッスンの質に直結します。カリキュラムの作成から専属講師に一任されているためです。
受講者自身では気をつけようがありませんが、万が一相性の悪い講師を充てられた場合は変更することが可能です。これによる追加料金などもありません。
まとめ|侍エンジニア塾でフリーランスになれる?
今回は、フリーランスを目指す人にとって侍エンジニア塾がおすすめかどうかを解説してきました。
侍エンジニア塾はフリーランスを目指す人にぴったり!
フリーランスとして活躍できるよう、至るところに工夫が凝らされています。
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