TechAcademy(テックアカデミー)の就職・転職支援|料金やメリット・デメリットを徹底解説

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Hiro

IT業界で12年間ミドルウェアの製品検査やテクニカルサポートを経験してきました。主な業務は設計者が作成した仕様書やソースコードのチェックやテストツールのコーディング、障害発生時のログ調査や問い合わせ対応です。 現在はメーカーに転職し、自動テストを活用した開発業務の効率向上を推進する業務を担当しています。 IT業界での実務経験や転職の経験を活かして、読者のみなさまにとって有益な情報をお届けします。

TechAcademy(テックアカデミー)は、有料職業紹介事業許可をもつキラメックス株式会社が運営するプログラミングスクールです。オンライン受講形式のスクールで、教室はなく、通学はできません。

※「有料職業紹介事業」とは転職を考えている人(求職者)に希望に沿った求人を基本的に無料で紹介するサービスです。

WebエンジニアやJavaエンジニアを目指すためのスクールで、学べる言語は主にJava、Rubyです。受講開始から転職までの期間はおよそ3ヵ月と考えておくと良いでしょう。

この記事では、TechAcademy(テックアカデミー)の就職・転職支援の内容をご紹介します。転職・就職を目指す方にとってTechAcademy(テックアカデミー)がどのくらいおすすめかをご紹介するので、ぜひご覧ください。

TechAcademy(テックアカデミー)の就職・転職支援に関する基本情報

最初に、TechAcademy(テックアカデミー)の就職・転職支援に関する基本情報をチェックします。

TechAcademy(テックアカデミー)
転職特化型のコースがある
30代の方でも受講できる転職特化型コースがある
就職・転職できなかった場合に受講料を返金してもらえる
× 就職・転職できた場合に受講料を返金してもらえる
就職・転職先企業を紹介してもらえる

(有料職業紹介事業免許を取得している)

学生も受講できる

転職特化型のコースとして「TechAcademy pro(テックアカデミープロ)」があります。転職保証制度という受講条件として年齢制限があり20歳から32歳の方に限定して受け入れを行っています。

就職・転職成功率は非公開ですが、過去にはホテルサービススタッフや営業職など業界未経験から転職を成功させた受講生もいます。

TechAcademy(テックアカデミー)で就職・転職したい方におすすめのコースと料金

TechAcademy(テックアカデミー)で転職を目指すならTechAcademy pro(テックアカデミープロ)がおすすめです。

TechAcademy pro(テックアカデミープロ)と料金

東京のIT企業への就職・転職を目指すコースです。

完全オンライン学習のため、ネット環境さえあれば日本全国どこにいても受講できます。

専属のメンター(講師)が担当する週2回のメンタリング(面談)による学習サポートだけでなく、履歴書の添削、面接対策、企業紹介などのキャリアサポートも充実しています。

コース名 TechAcademy pro(テックアカデミープロ)
料金 総額:298,000円

※税抜価格

月額 月額料金制はなし
返金制度 転職できなかった場合は受講料を全額返金
学べる言語 Java
質問方法 ・メンタリングで質問する(週2回)

・チャット(毎日15時~23時)

チーム開発 なし
ポートフォリオ(作品)制作 オリジナルのWebアプリケーション

TechAcademy(テックアカデミー)の就職・転職支援の内容

TechAcademy(テックアカデミー)では次のような就職・転職支援を行っています。

  • 専属のメンターとキャリアカウンセラーによるサポート
  • 面接で上京時にシェアハウス紹介
  • 独自の転職支援サービス

1.専属のパーソナルメンターとキャリアカウンセラーによるサポート

TechAcademy pro(テックアカデミープロ)では、専属のメンターとキャリアカウンセラーがタッグを組んで履歴書や職務経歴書の添削、自己分析、面接対策、企業紹介などしてくれます。キャリアサポートはカリキュラム修了後、6ヵ月間内定が出るまで受けられます。キャリアカウンセラーだけでなく、学習を支えてきてくれたメンターもサポートしてくれるので、学習期間中にメンターが見つけた受講生の強みや長所をアドバイスしてもらえます。

Hiro
自分ではなかなか気づいていないことが、実は自身の強みや長所だったりします。3ヵ月サポートしてくれたメンターから見た「受講生がどんな強みをもっていてそれを現場でどう生かしていけるか」という意見は貴重です。

2.面接で上京時した場合のシェアハウス紹介

TechAcademy pro(テックアカデミープロ)は東京を拠点としたIT企業への転職を目指すサービスです。多くの企業は一次面接をビデオチャットで対応してくれますが、二次面接以降は出向く必要があるため、上京時の宿泊先としてシェアハウスを紹介してくれます。

Hiro
自分で宿を探す手間が省けるだけでなく、ホテルよりもシェアハウスの方が安価に泊まれる傾向にあります(1泊約2000円~3000円が相場)。TechAcademy(テックアカデミー)はオンライン完結のスクールであるため地方在住の方も多数いるかと思いますので、受講生にとって嬉しいサービスでしょう。

3.独自の転職支援サービス

TechAcademyキャリア(テックアカデミーキャリア)」と呼ばれる無料の転職支援サービスが用意されています。求人紹介を受けられるのはもちろん、プロフィールを登録しておくと企業からスカウトメッセージが届くこともあります。TechAcademy(テックアカデミー)の受講生であれば誰でも利用可能です。

TechAcademy(テックアカデミー)の就職・転職実績

TechAcademy(テックアカデミー)の卒業生は市役所や金融機関に勤務されていた業界未経験の方からシステム開発会社に勤務されていた方などさまざまですが、多くの方が転職を成功させています。以下は転職実績の一例です。

・システム開発会社勤務(プロジェクトリーダー)から株式会社リクルート住まいカンパニー(Webディレクター)
・市役所(スポーツ振興課)から株式会社EVERRISE(アドテクノロジーエンジニア)
・金融機関(会計処理)からDeNA Games Tokyo(ゲーム開発エンジニア)

未経験での転職は、年収は下がるケースが多いです。しかし、TechAcademy(テックアカデミー)では、転職後の年収が平均67万円アップしており多くの方が年収アップを実現しています(公式サイトより2020年9月時点データ)。

就職・転職目的でTechAcademy(テックアカデミー)を利用するメリット

就職・転職目的でTechAcademy(テックアカデミー)を利用する場合、次のようなメリットがあります。

TechAcademy(テックアカデミー)のメリット

  • 現役エンジニアから学べる
  • カリキュラムがオンライン完結
  • 転職保証制度がついているコースの受講料が安価

TechAcademy(テックアカデミー)のメンターは100%現役エンジニアです。そのためプログラミングに限らず、実際の開発現場で使えるテクニックやシステム開発時の苦労話なども聞けます。自身が将来的に担当するであろう仕事の話を聞くことで、自分が働く姿をより具体的にイメージでき、学習のモチベーションアップにもつながります。

TechAcademy(テックアカデミー)のカリキュラムはオンライン完結のため、自分の好きな時間や場所で学習できます。そのため在職中の方や地方在住の方でも、仕事を辞めたり引っ越したりなど、ライフスタイルを無理に変更せずに就職・転職を目指せます。

転職保証制度がついているプログラミングスクールはほかにもありますが、そのなかでもTechAcademy pro(テックアカデミープロ)の受講料は安価です。転職保証制度がつくスクールのなかで、安価なスクールで受講したい方におすすめです。

スクール名 料金
TechAcademy pro(テックアカデミープロ) 298,000円
テックキャンプエンジニア転職

(短期集中スタイル)

648,000円
DMM WEBCAMP転職

オンライン講座:12週コース)

568,000円
tech boost pro(テックブーストプロ) 598,000円

※上記料金、全て税抜表示

就職・転職目的でTechAcademy(テックアカデミー)を利用するデメリット

一方、就職・転職目的でTechAcademy(テックアカデミー)を利用する場合、次のようなデメリットがあることも知っておくべきです。

TechAcademy(テックアカデミー)のデメリット

転職特化コースTechAcademy pro(テックアカデミープロ)を利用する場合、以下のようにいくつか制限があります。

  • 転職特化コースTechAcademy proの転職保証は32歳以下
  • 転職特化コースTechAcademy proで学べる言語がJava限定
  • 転職特化コースTechAcademy proの就職・転職先が東京限定

32歳以上は転職保証制度は受けられません。一般的に30代以降の転職は実務経験を問われることが多く、未経験の転職が難しくなるためです。

Java以外の言語は選択できません。確実に転職することを目指したコースのため、求人数が多く未経験者でも転職できる可能性が高いJavaに限定しています。転職保証制度をつけてJava以外の言語を学びたい方はほかのスクールを検討する必要があります。

「東京勤務可能」を受講条件にしています。東京以外で就職を希望している方には向きません。東京限定にしているのは、求人数が多く転職できる可能性が高いためです。

Hiro
筆者の個人的な見解ですが「東京勤務×Java」の組み合わせであれば、多数の求人があるでしょう。年齢が20代半ばくらいまでであれば、未経験でもポテンシャル採用してもらえる可能性が高いため、無理に転職保証制度を付けなくとも、通常のJavaコースで学び自分で求人を探すという方法でも転職はできると思います。しかし、30代の方や転職できるか心配な方やは安心を買うという意味でも転職保証をつけておくといいでしょう。

まとめ

今回はTechAcademy(テックアカデミー)の就職・転職支援についてご紹介しました。

TechAcademy(テックアカデミー)では、無料体験を実施しています。無料体験ではオンラインで現役エンジニアに質問をしたり、教材を使用して学習を体験できたりします。

ぜひ一度無料体験に参加してみてはいかがでしょうか。