「DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)のどちらにするか迷っている」という方のために、この記事では、DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)「Webエンジニアコース(ベーシックプログラム)」と、TechAcademy(テックアカデミー)「Webアプリケーションコース」の料金と特徴を徹底比較します。
結論|DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)のどちらがおすすめ?
この記事では、DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)
のどちらがおすすめなのかを見ていきます。
結論からお伝えすると、「同期や先輩たちとの人脈をつくりながら、時間をかけて学びたい」という方にはDIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)がおすすめです。
なぜなら通学型でほかの生徒とも交流ができ、6ヶ月間平日夜と土日祝日を利用してじっくりと学習する形式のプログラミングスクールであるからです。
一方、「オンラインで時間・場所関係なくスキルを習得し、早くプロのWebエンジニアとして就職したい」という方にはTechAcademy(テックアカデミー))がおすすめ。
なぜなら完全オンライン完結型のスクールで短期卒業でき、受講生限定の無料転職サポートサービスも利用できるからです。
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)の違い
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)を比較した結果、両者の間には主に6つの大きな違いがあることが分かりました。
- 【受講形式の違い】DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は通学とオンラインの両方に対応しているのに対して、TechAcademy(テックアカデミー)は完全オンライン完結である。
- 【事前学習の必要性】DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は事前に「Progate」という無料のプログラミング学習サービスで勉強をしておくことを推奨しているのに対して、TechAcademy(テックアカデミー)はまったくの初心者も歓迎している。
- 【受講生同士の交流のしやすさ】DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は受講生同士が校内に集まるため交流しやすいのに対して、TechAcademy(テックアカデミー)はオンライン自習のため交流しにくい。
- 【転職サポートの有無】DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は「ベーシックプログラム」には転職サポートがないのに対して、TechAcademy(テックアカデミー)は受講生限定の転職サポートサービス「TechAcademyキャリア」(無料)がある。
- 【メンター(講師)の人物像】DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)のメンターはさまざまな経歴の持ち主であるのに対して、TechAcademy(テックアカデミー)のメンターは現役のRailsエンジニアである。
- 【受講期間の違い】DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は6ヵ月間で固定であるのに対して、TechAcademy(テックアカデミー)は最短4週間からで、学習期間を4週間単位で選択できる。
また、DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)の違いをビジュアルで理解できるように表をまとめました。
比較項目 | DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード) | TechAcademy(テックアカデミー) |
通学 | ○ | × |
オンライン | ○ | ○ |
費用の予算 | 入会金:90,910円(税抜)
受講料:298,000円(税抜) 教科書代「プロを目指す人のためのRuby入門」 税込合計:431,019円 |
4週間プラン
・社会人149,000円 ・学生129,000円 8週間プラン ・社会人199,000円 ・学生159,000円 12週間プラン ・社会人249,000円 ・学生189,000円 16週間プラン ・社会人299,000円 ・学生219,000円 ※上記、全て税抜表示 |
授業の進め方 | 自習、集団講義 | 自習 |
質問方法 | 対面、チャット | チャット |
個別サポートの内容 | × | メンタリング |
メンターや講師のレベル | 現役エンジニアから製作会社未経験者までさまざま | 現役Railsエンジニア |
就職支援の内容 | × | ○ |
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)がおすすめな人
TechAcademy(テックアカデミー)がおすすめな人
こうした卒業生たちの存在は、これから受講しようとしている方たちにとっても大きな希望となるでしょう。
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)の基本情報を比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)のサービス内容を詳しく比較していきます。
1.受講形式(オンラインor通学)を比較
教室名 | 通学 | オンライン |
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード) | 〇 | 〇 |
TechAcademy(テックアカデミー) | ✖ | 〇 |
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は通学とオンライン、どちらにも対応しています。
通学コースでは、東京都渋谷区の「東京校」において、8〜18名の少人数クラスで同期とともに学習します。
オンラインコースでは、通学コースとカリキュラムの違いはないものの、次のような細かな違いがあります。
- 授業とペアプログラミングはオンラインでの開催
- 質問は掲示板とオンラインチャットの利用が可能チャット質問の対応時間は「営業日の13時〜19時」まで(通学コースの教室開放時間と比較すると短い)
- 東京校開催のイベントには参加できないことがある
TechAcademy(テックアカデミー)は完全オンライン完結型のスクールであるため、通学コースはありません。
2.学習の進め方(自習or授業)を比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は自習と授業を複合した学習スタイルです。
授業やグループワーク中心の時間と、自力で課題を進め、わからないことが出たら質問する自習時間があり、1日のうちでも前半が授業で後半は自習など、区切られていることがあります。
一方、TechAcademy(テックアカデミー)は自習型のスクールです。
オリジナルのオンライン学習システムを活用して自ら学習していきます。
TechAcademy(テックアカデミー)オリジナルのテキストは、単なる読み物ではなく、学んだ知識を実際に使えるように手を動かしながら進めていく内容です。
また、パーソナルメンターが個人ごとに異なる目標や学習の進捗状況を見て、最適な宿題を設定します。
3.質問方法を比較
スクール名 | DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード) | TechAcademy(テックアカデミー) |
チャット質問 対応時間 |
毎日:10時〜21時半 ※木曜日は利用不可 |
毎日:15時~23時 |
教室開校時間 | 平日:19時〜22時 土日祝 :10時〜22時 |
✕ |
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は、通学コースであれば講師と対面またはオンラインで、オンラインコースの場合は掲示板かチャットで質問できます。
一方のTechAcademy(テックアカデミー)では、週2回のマンツーマンメンタリング(ビデオチャット)中か、チャットで質問ができます。
マンツーマンメンタリングは週に2回、1回30分と制限があるため、事前に話す内容を整理しておくと良いでしょう。
チャットでの質問は、毎日15時〜23時の8時間のうちに可能です。
4.講師・メンターを比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)には、さまざまな経歴を持つメンター(講師)陣が在籍しています。
プログラミング未経験でDIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)に入社した人、ITと無縁の職種から飛び込んだ人、起業経験の持ち主、Railsの魅力を伝えるためにDIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)
に来た人、カスタマーサポートを長年経験してきた人など、プログラミング一本でやってきたわけではい人もいます。
いろいろな経歴をもつメンターに囲まれて学習できるのは、彼らの元いた業界の事情を知る機会にも恵まれているといえます。
一方のTechAcademy(テックアカデミー)は、現役のRailsエンジニアをメンター(講師)としています。
プログラミングスクールには、プログラミング教育を受けている現役の大学・専門学生や、自社スクールの卒業生をメンターとして採用しているところも多くあり、社会人経験・実務経験のない人物から教わることに抵抗を感じる受講生もしばしば見受けられます。
しかしTechAcademy(テックアカデミー)は現役エンジニアを採用しているため、現場経験豊富なエンジニアから直接指導が受けられることが魅力です。
5.個別サポートを比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)では通学のメリットをいかし、積極的にメンターやほかの受講生と関わる機会があります。
また、自習室ではメンターから定期的な声掛けがされたり、卒業後も継続して質問サービスが利用できるなどの利点もあります。
一方のTechAcademy(テックアカデミー)では、挫折防止のための「パーソナルメンター制度」があります。
パーソナルメンターと週2回、1回30分のビデオチャットによる質問やペアプログラミングなど、個人別に最適なサポートを受けられます。
課題のコードレビューも回数無制限で、きちんと動作するきれいなコードを書けるようになるまで、何度でも添削してもらえます。
6. 就職支援・転職支援を比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)の「Webエンジニアコース(ベーシックプログラム)」には就職支援・転職支援制度がありません。
しかしDIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)のWebエンジニアコースには、就職活動のサポートまでを含んだ「Webエンジニアコース(就職達成プログラム)」も用意されています。
就職達成プログラムは、受講期間が10ヵ月と長く、費用も高めです。
ただしベーシックプログラムの内容に加えて、現場力を身につけるカリキュラムが追加され、受講生限定の求人紹介や履歴書・職務経歴書レビューなども実施されるため、こちらのプログラムの方がプロのWebエンジニアになるためにはより近道でしょう。
一方のTechAcademy(テックアカデミー)には、受講生限定の転職サポートサービス「TechAcademyキャリア」があります。
受講生であれば無料で利用できるサービスで、求人紹介が受けられるのはもちろん、企業からのスカウトが届くこともあります。
実際にこのサービスを活用し、業界未経験からWebエンジニアへの転職を果たした卒業生もいます。
7.料金を比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)は、税込総額431,019円と、Rubyを学ぶプログラミングスクールのなかでも比較的高価な部類です。内訳は以下の通りです。
入会金:100,001円
受講料:327,800円
教科書代:「プロを目指す人のためのRuby入門」3,218円
クレジットカード払いを選ぶこともできるため、カード会社のポイントがどのくらい付与されるかなどもあわせてチェックしてみると良いでしょう。
一方、TechAcademy(テックアカデミー)はプラン(受講期間)ごとに料金が変わってきます。(※以下、全て税抜)
TechAcademy(テックアカデミー) | 4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン | 16週間プラン |
社会人 | 149,000円 | 199,000円 | 249,000円 | 299,000円 |
学生 | 129,000円 | 159,000円 | 189,000円 | 219,000円 |
4週間プランの場合、社会人は149,000円、学生は129,000円です。
Webエンジニアを目指すプログラミングスクールのなかでも、安価な部類です。
また、1ヵ月以上先の受講を事前に申し込む「先割」や、友達や家族など複数人で一緒に申し込む「友割」などの割引制度もあります。
都合がつくのなら、こうした割引制度をうまく活用できるとお得に受講できます。
8.カリキュラム(教材)の閲覧期限を比較
どちらのスクールも、卒業後も継続してカリキュラム(教材)の閲覧ができます。
ただし、DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)では以下のルールがあります。
受講期間内に所定の課題を突破し、卒業要件を満たした方については卒業認定としております。
卒業となった方は弊社カリキュラムを期限なく閲覧することができ、就職・転職サポートを受けることも可能です。(出典:https://diveintocode.jp/faq_categories)
受講期間の途中でスクールをやめてしまったなど、卒業要件を満たせなかった方はカリキュラム(教材)の閲覧に制限があるため、注意しましょう。
9.受講期間の延長を比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)では期間中に学習が完了しなかった場合、コースを終了するか、受講期間を延長するかを選択できます。
延長する場合、別途延長申込みと延長分の受講料を支払う必要があります。(詳細については調査中)
一方、TechAcademy(テックアカデミー)では、受講期間を延長する場合、4週間69,000円の追加料金が発生します。
たとえば、1年後に再開するなど、期間をおいてからの再受講(受講期間の延長)も可能です。
また、期間中に学習が終わらない場合は追加のメンターサポートも用意されています。
とはいえ、選んだプランでは学習が終わらず期間を延長する場合、より期間が長いひとつ上のプランを選んだ場合よりも費用は割高になってしまいます。
どのプランにするかは、「受講開始前と比べて、受講中はどのくらいの忙しさになるか」などもシミュレーションしたうえで決めるようにしましょう。
どちらのスクールも費用はかかりますが、学習期間の延長は可能です。
10.キャンセル制度を比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)では「品質保証制度」がキャンセル制度に該当します。
ベーシックプログラムで卒業基準を満たした受講生が、学習効果やスクールの価値を得られていないと自身で判断した場合、6ヵ月以内に事務局宛に申請すると受講料の全額が返金されるという仕組みです。
一方、TechAcademy(テックアカデミー)では、受講開始したかどうかに関わらず、学習システム(カリキュラム)にログインした後では返金されません。
まだログインしていないかつ受講開始日の1営業日前までであれば、振込手数料を差し引いた全額が返金されます。
キャンセルが必要な事態が起こった場合は、誤ってログインすることがないように注意しましょう。
11.コースの種類を比較
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)には、今回紹介した「Webエンジニアコース(ベーシックプログラム)」のほかにもコースがあります。
- Webエンジニアコース(転職達成プログラム)
- 単科コース Python道場
- 単科コース Python3エンジニア認定基礎試験の公認対策講座
- 機械学習エンジニアコース
Webエンジニアコース(転職達成プログラム)では、ベーシックプログラムの内容に加えて、より実践的な技術を身につけて転職することを目的としています。
転職サポートもついており、卒業後にWebエンジニアとして第一線で活躍したい方には、ベーシックコースよりもおすすめの内容です。
機械学習エンジニアコースは、いま世の中で注目を集めているAI(人工知能)について学びます。日本ではまだ数が少なく、年収も高い傾向にある「Pythonエンジニア」として活躍することができます。
転職達成プログラムや機械学習エンジニアコースはベーシックプログラムよりも高額ですが、転職にスポットライトを当てた場合にはより有利な内容です。転職を目標としている方は、こちらのコースについても確認してみることをおすすめします。
TechAcademy(テックアカデミー)にも、今回紹介した「Webアプリケーションコース」以外にもたくさんの多彩なコースが用意されています。
以下に紹介するのは、その一部です。
- フロントエンドコース
- Javaコース
- Unityコース…etc.
フロントエンドコースは「jQuery」というフレームワークを使いこなし、動的なWebサイトを構築していく内容となっています。フロントエンドの知識を深めたい、サーバーサイドエンジニア向けのコースです。
Javaコースでは、Webアプリケーションのほか、業務用システム開発にも利用されるプログラミング言語「Java」を学びます。Web系の技術ではなく、業務用システム開発や、SIer(システムインテグレーションを行う企業)への入社を目指す方にはこちらのコースが合っています。
Unityコースではゲームプログラミングの知識が身につきます。スーパーマリオ®のような2Dゲームから、奥行きのある3D表現をしたゲームまで学び、最終的にはオリジナルゲームを作って公開します。ゲーム開発に興味がある方には、こちらのコースがおすすめです。
複数のコースを同時に契約することで割引になる「セット」というパッケージもあるため、いろいろな分野に興味がある人はセットの利用も検討するのが良いでしょう。
まとめ
ここまでDIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)を比較してきました。
DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)とTechAcademy(テックアカデミー)はではそれぞれ無料説明会を実施しています。
- DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード):学校説明のほか、90分の体験クラスが開催されます。体験クラスは実際の講義の雰囲気に近く、ほかの参加者や講師とのディスカッションなどDIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)ならではの授業に触れられます。
- TechAcademy(テックアカデミー)」:無料説明会は動画で配信されています。オンライン環境さえあれば、どこでも視聴可能です。別途申し込みをすれば、1週間の無料体験もできます。
講師の雰囲気や教科書のわかりやすさなど、実際に体験してみないと知ることができないこともたくさんあるでしょう。DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)やTechAcademy(テックアカデミー)に少しでも興味があれば、試してみてはいかがでしょう。