「侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)のどちらにするか迷っている」という方のために、この記事では、侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)の特徴と料金を徹底比較します。
結論|侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)のどちらがおすすめ?
侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)のどちらがおすすめなのかを見ていきます。
結論からお伝えすると、「プログラミングを学んで作りたいサービスがある」という方には、侍エンジニア塾がおすすめです。
侍エンジニア塾では、カリキュラムはオーダーメイドで作られます。目的から逆算して、必要な基礎知識を学習するところから、自分のオリジナルサービスを作るところまでサポートしてもらえます。
一方、「作りたいサービスや学んでみたい言語がまだ決まっていない」という方はTechAcademy(テックアカデミー)の無料体験に参加することをおすすめします。
無料体験ではスタッフに個別相談できるので、自分はどんな言語を学べば良いのか相談してみると良いでしょう。
TechAcademy(テックアカデミー)には言語やスキルごとに29種類のコースがあります。RubyやJavaなどほかのスクールでもカリキュラムが用意されていることの多い人気の言語はもちろん、UnityやSwiftなど、ほかのスクールでは非対応になっているような言語にも対応しているので、自分が学びたい言語やコースが見つかりやすいはずです。
侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)の違い
侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)を比較した結果、両者の間には主に4つの大きな違いがあることが分かりました。
- 【学習の進め方】侍エンジニア塾はマンツーマンレッスンであるのに対して、TechAcademy(テックアカデミー)は自習形式で学習を進める。
- 【学べる言語】侍エンジニアは主にRuby,Java,Pythonでの学習に対応している。TechAcademy(テックアカデミー)はRuby,Java,Python,PHP,Swift,Unityでの学習に対応している。
- 【転職支援】侍エンジニア塾では転職できた場合に受講料を返金してもらえるのに対して、TechAcademy(テックアカデミー)では転職できなかった場合に受講料が返金される。
- 【マンツーマン指導の内容】侍エンジニア塾はレッスン(週1回目安60分)がマンツーマン指導で行われる。TechAcademy(テックアカデミー)は学習は自主で進めつつ、週2回(1回30分)のメンタリングの機会がある。
また、侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)の違いをビジュアルで理解できるように表をまとめました。
比較項目 | 侍エンジニア塾 | TechAcademy |
通学 | × | × |
オンライン | ◯ | ◯ |
費用 | エキスパートコース 12週間プラン 419,200円 |
Webアプリケーションコース 12週間プラン 249,000円 |
授業の進め方 | 個人指導 | 自習形式 |
質問方法 | ・チャット ・専用Q&Aサイト |
・チャット |
個別サポートの内容 | ・週1回1コマ60分のレッスン ・レッスンは専任講師が指導する |
・週2回1コマ30分の個別面談あり ・面談はパーソナルメンターが担当する |
メンターや講師のレベル | 現役エンジニア | 現役エンジニア |
就職支援の内容 |
就職・転職先の紹介あり | 就職・転職先の紹介あり |
侍エンジニア塾がおすすめな人
TechAcademy(テックアカデミー)がおすすめな人
侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)の基本情報を比較
侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)のサービス内容を詳しく比較していきます。
1.受講形式(オンラインor通学)を比較
侍エンジニア塾もTechAcademy(テックアカデミー)もオンライン型のスクールです。教室利用はできません。
ただし、侍エンジニア塾では、担当講師との都合が合えば、対面(オフライン)での指導に対応してもらえることもあります。その場合は、駅ナカのカフェなどで待ち合わせをしてレッスンを受けられます。
2.学習の進め方(自習or授業)を比較
侍エンジニア塾は個人レッスン(週1回1コマ60分)を中心に学習を進めます。レッスンを担当するのは、専属の講師です。入会から卒業まで同じ講師が継続して担当します。
一方、TechAcademy(テックアカデミー)は自習学習がメインです。分からないことがあればチャットで質問したり、個別面談(週2回1コマ30分)のときに相談できます。
3.質問方法を比較
侍エンジニア塾の質問方法は以下の通りです。
- 個人レッスンのときに口頭で質問する
- チャットを活用して文章で質問する(対応時間:8時〜22時)
- 受講生専用のQ&Aサイトを活用して文章で質問する
Q&Aサイトでは自分の質問だけではなく、ほかの受講生が過去に質問した内容も見れます。履歴から解決方法を探せるため、便利です。
一方、TechAcademy(テックアカデミー)の質問方法は以下の通りです。
- チャットを活用して文章で質問する(15時〜23時)
- 個別面談(週2回1コマ30分)のときに口頭で質問する
TechAcademy(テックアカデミー)では、slackを通じて質問します。常時不特定多数のメンター(講師)が待機しており、質問が届いたタイミングで都合が合うメンターが即レス対応を行う仕組みになっているのが特徴です。
4.講師・メンターを比較
侍エンジニア塾もTechAcademy(テックアカデミー)も講師は「エンジニア」が務めると公式サイトに記載があります。実務経験の有無や年数を必須条件にしているかどうかは不明ですが、採用時に試験を行い選抜されています。
また、侍エンジニア塾でもTechAcademy(テックアカデミー)でも専属で指導してくれるスタッフがつきます。
※侍エンジニア塾は専属講師がレッスンを担当します。侍エンジニア塾でもTechAcademy(テックアカデミー)では個別面談をパーソナルメンターが担当します。
侍エンジニア塾では、アサインされた専属のインストラクターとの相性が悪かった場合には別の講師への変更も可能ですが、TechAcademy(テックアカデミー)
では基本的にはアサインされたメンターの途中での変更は不可となっているのが両者の大きな違いといえます。
5.個別サポートを比較
侍エンジニア塾では、レッスンそのものが個別指導です。一方、TechAcademy(テックアカデミー)では個別サポートとして、パーソナルメンターによる週2回の面談を実施しています。
侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)とでは、自分専属の指導者と直接話す機会があることに違いはありません。また、両者とも担当の指導者が技術的な支援だけではなく、学習の進捗をも管理・把握してくれることになっている点も安心できます。
6. 就職支援・転職支援を比較
侍エンジニア塾にもTechAcademy(テックアカデミー)にも転職特化型のコースがあるため、転職を希望する方はこれらのコースを受講することをおすすめします。
- 侍エンジニア塾:「転職コース」
- TechAcademy(テックアカデミー):「エンジニア転職保証コース(TechAcademy Pro)」
それぞれの転職コースの違いを簡単に図解しましたので、ご覧ください。
侍エンジニア塾 | TechAcademy (テックアカデミー) |
|
コース名 | 転職コース | エンジニア転職保証コース (TechAcademy Pro) |
料金 | ・4週間プラン 157,800円 ※入会金29,800円+受講料128,000円・8週間プラン 285,800円 ※入会金29,800円+受講料256,000円 |
・12週間プラン 298,000円 |
学べる言語 | ・Java ・Ruby |
・Java |
年齢制限 | 調査中 | 20歳〜32歳 |
返金制度 | 就職・転職先が決まった場合に、受講料が全額返金される | 学習プログラムを終了後6ヶ月経過した時点で就職・転職先が決まっていない場合に受講料が全額返金される |
特筆すべき違いは、返金制度についてです。
侍エンジニア塾の場合は、就職・転職先が決まった場合に受講料が全額返金となりますが、TechAcademy(テックアカデミー)の場合は就職・転職先が決まらなかった場合に受講料が全額返金されることになっています。
7.料金を比較
コースによって異なりますが、より低予算で受講できるのは侍エンジニア塾でしょう。侍エンジニア塾の「デビューコース4週間プラン」であれば99,600円(入学金29,800円+受講費69,800円)からプログラミングを学べます。ただし、侍エンジニア塾のデビューコースにはチャットサポートがありませんので、注意が必要です。
また、分かりやすいようになるべく条件が近いコース同士で比較してみます。TechAcademy
(テックアカデミー)は全コースチャット質問ができるので、侍エンジニア塾ではチャット質問ができるエキスパートコースを取り上げます。また、侍エンジニア塾のエキスパートコースではJavaあるいはRubyの学習となるため、TechAcademy(テックアカデミー)ではRubyを学べる「Webアプリケーションコース」を比較してみます。
- 侍エンジニア塾:エキスパートコース
- TechAcademy(テックアカデミー):「Webアプリケーションコース」
①は12週間・24週間・48週間のプランがあり、②は4週間・8週間・12週間・16週間のプランがありますが、比較として分かりやすいように両者に共通して用意がある、12週間のプランで比較します。
スクール名 | 侍エンジニア塾 | TechAcademy (テックアカデミー) |
コース名 | エキスパートコース12週間プラン | Webアプリケーションコース12週間プラン |
料金 | 419,200円 ※入会金29,800円+受講料389,400円 |
249,000円 |
このようにできるだけ近い条件になるように比較すると、TechAcademy(テックアカデミー)のほうがおよそ10万円ほど安いという結果になりました。
とはいえ、コースによって料金設定やサービス内容が変わるため、どちらが安いかという点については、ケースバイケースで変わってくる、というのが実情です。
8.カリキュラム(教材)の閲覧期限を比較
侍エンジニア塾のカリキュラムはスクールを卒業してしまうと閲覧不可となります。
一方、TechAcademy(テックアカデミー)ではスクールを卒業してもカリキュラムは無料・無期限で閲覧が可能です。
9.受講期間の延長を比較
侍エンジニア塾では、受講期限の延長にも柔軟に対応してもらえます。ただし、価格の割引はありません。
TechAcademy(テックアカデミー)でも侍エンジニア塾と同様に期限の延長には対応しており、追加のメンターサポートを 4週間69,000円 で受けられます。
10.キャンセル制度を比較
侍エンジニア塾では、受講のキャンセルについては対応していません。
TechAcademy(テックアカデミー)では、システムへのログインの実施前かつ受講開始の1日前までであれば振込手数料などを引いて全額返金したうえでのキャンセルが可能です。
11.コースの種類を比較
コースの種類の豊富さでは、TechAcademy(テックアカデミー)が圧倒的です。
侍エンジニア塾のコース一覧
- デビューコース(4週間・12週間・24週間)
※チャットサポートなし。対象言語はRuby、Java。 - エキスパートコース(12週間・24週間・48週間)
※チャットサポートあり。対象言語はRuby、Java。 - AIコース(12週間・24週間・48週間)
- 転職コース(4週間・8週間)
※チャットサポートあり。対象言語はRuby、Java。
TechAcademy(テックアカデミー)のコース一覧
プログラミング系のコース
コース | 言語 |
Webアプリケーションコース |
Ruby・HTML/CSS・SQL |
PHP/Larvelコース | PHP・HTML/CSS・SQL |
javaコース |
Java・HTML/CSS・SQL |
フロントエンドコース |
JavaScript・HTML/CSS |
WordPressコース |
PHP・HTML/CSS |
iPhoneアプリコース |
Swift |
Androidアプリコース |
Kotlin |
Unityコース |
C# |
はじめてのプログラミングコース |
HTML/CSS・PHP |
ブロックチェーンコース | ブロックチェーンの仕組みの理解 |
スマートコントラクトコース |
ブロックチェーン技術を活用した開発スキルの習得 |
Pythonコース |
Python・機械学習 |
AIコース |
Python・機械学習・数学や統計学、統計モデルの構築 |
データサイエンスコース |
Python・機械学習・ディープラーニング・クラスタリング |
Scalaコース |
Scala・HTML/CSS・SQL |
Node.jsコース |
Node.js・Express ・HTML/CSS |
Google Apps Scriptコース |
Google Apps Script・JavaScript |
Scratchコース |
子ども向けプログラミング学習 |
エンジニア転職保証コース |
Java |
デザイン系のコース
コース | 言語 |
Webデザインコース |
Photoshop・HTML/CSS・JavaScript |
UI/UXデザインコース |
Photoshop・ペルソナ設計・カスタマージャーニーマップ |
動画編集コース |
Premiere Pro・動画編集のテクニック |
マネジメント系のコース
コース | 言語 |
Webディレクションコース |
Web制作の基本知識・提案スキル・ワイヤーフレーム |
Webマーケティングコース |
Webマーケティングの基本知識・広告運用・分析ツール |
まとめ
ここまで侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)を比較してきました。
侍エンジニア塾とTechAcademy(テックアカデミー)はではそれぞれ無料説明会を実施しています。
- 侍エンジニア塾:オンラインか対面で無料体験レッスンの受講で30分間エンジニアに直接相談やそのほかの特典など多数受けることができます。
- TechAcademy(テックアカデミー):個別メンタリングやチャットサポートを含めたカリキュラムを2週間体験できます。
講師の雰囲気や教材のわかりやすさなど、実際に体験してみないと知ることができないこともたくさんあるでしょう。侍エンジニア塾やTechAcademyに少しでも興味があれば、試してみてはいかがでしょう。