【徹底比較】侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)編

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プログラミングチャンネル編集部

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「侍エンジニア塾」と「CodeCamp(コードキャンプ)」にはどんな違いがあるの?
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初心者にはどちらがおすすめ?

「侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)のどちらにするか迷っている」という方のために、この記事では、侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)の料金と特徴を徹底比較します。

結論|侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)のどちらがおすすめ?

この記事では、侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)のどちらがおすすめなのかを見ていきます。

結論からお伝えすると、「プログラミングを学んで転職したい」という方には侍エンジニア塾がおすすめです。

なぜなら、侍エンジニア塾には転職専門のコースがあるからです。就職・転職先企業を紹介してもらうことも可能。プログラミングの学習と就職・転職活動を両立させて、短期間でエンジニアを目指せます。

一方、「転職は考えていない」「スキル習得を重視したい」という方にはCodeCamp(コードキャンプ)がおすすめ。

まず、CodeCamp(コードキャンプ)では就職・転職先企業の紹介は行っていません。その分自由な就職・転職活動ができますが、どうしても就職・転職したいという方にとっては不安かもしれません。

しかし、スキルをしっかり身につけたいと考えるなら、CodeCamp(コードキャンプ)は非常におすすめ。エンジニア講師とのマンツーマンレッスンを中心に学習を進めるので、初心者でも挫折しにくい環境です。

また、CodeCamp(コードキャンプ)には、採用時に「担当言語による開発経験が2年以上」という条件が求められます。現場経験のあるエンジニアが指導にあたるため、指導の質も高いと人気があります。

侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)の違い

侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)を比較した結果、両者の間には主に5つの大きな違いがあることが分かりました。

侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)の違い

  1. 【担任制の有無】侍エンジニア塾は担任制であるのに対して、CodeCamp(コードキャンプ)は担任制ではない。
  2. 【質問の機会】侍エンジニア塾はレッスン以外でもチャットや掲示板で質問できるのに対して、CodeCamp(コードキャンプ)はレッスン中のみ質問できる。
  3. 【カリキュラムの内容】侍エンジニア塾は完全オーダーメイドカリキュラムであるのに対して、CodeCamp(コードキャンプ)はカリキュラムが決まっている。
  4. 【レッスン受け放題コースの有無】侍エンジニア塾はレッスン受け放題のコースがないのに対して、CodeCamp(コードキャンプ)はレッスン受け放題のコースがある。
  5. 【1レッスン当たりの料金の違い】侍エンジニア塾の最安値は12,450円/回であるのに対して、CodeCamp(コードキャンプ)の最安値は4,967円/回である。

また、侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)の違いをビジュアルで理解できるように表をまとめました。

比較項目 侍エンジニア塾 CodeCamp(コードキャンプ)
通学
オンライン
費用の予算

月額2,908円~23,725円
(※実質年率12.5%、36回払いの場合)

月額4,900円~23,300円
(※実質年率12.5%、36回払いの場合)

受業の進め方 マンツーマンレッスン マンツーマンレッスン
質問方法 専属インストラクターにいつでもチャットで質問できる レッスン中に質問できる
個別サポートの内容 マンツーマン専用なので自分のペースで学べる マンツーマン専用なので自分のペースで学べる
講師のレベル 実務経験3年以上のプロのエンジニアがメイン 現役のエンジニアとしてフリーランスやIT企業の社員として働く講師がメイン
就職支援の内容 キャリアアドバイザーが履歴書添削や求人紹介などを徹底サポート 受講生が習得した専門的なITスキル・知識をキャリアで活かすためのアドバイスや転職の支援を受けられる
編集部
自分に合った方を選びましょう!

侍エンジニア塾がおすすめな人

  • 好きな時間にレッスンを受けたい人:レッスンは平日土日問わず、8:00~22:00までを目安としていますが、担当講師との合意のうえで時間外の受講もできます。
  • レッスン以外でたくさん質問したい人:入塾者専用のQ&Aサイトでは、370名を超えるインストラクター(講師)がいつでも不明点を解決できる環境が用意されています
  • オンラインだけでなく対面でもレッスンを受けたい人:基本はオンライン前提ですが、住まいの地域や希望のレッスン時間帯に対応できるインストラクターがいる場合には対面レッスンも可能(別途追加料金が発生します)

CodeCamp(コードキャンプ)がおすすめな人

  • 好きな時間にレッスンを受けたい人:レッスンは平日土日問わず、7時〜23時40分まで受講できます
  • 好きなだけレッスンを受けたい人:プレミアムプラスコースであれば、期間内に回数無制限でレッスンを受けられます
  • 場所を選ばずにレッスンを受けたい人:ハングアウトが利用可能で、インターネットに接続できる環境であれば、どこでもレッスンを受けられます

侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)の基本情報を比較

侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)のサービス内容を詳しく比較していきます。

1.受講形式(オンラインor通学)を比較

侍エンジニア塾CodeCamp(コードキャンプ)もオンラインでの受講が基本です。教室に通学しての学習はできませんが、インターネットに接続できる環境であれば、場所を選ばないので地方にお住まいの方や、働いていて通学する時間的な余裕がないという方には人気があります。

また、侍エンジニア塾は一部出張対応もしていましたが、2020年2月以降は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインのみの対応としています。

2.学習の進め方(自習or授業)を比較

侍エンジニア塾CodeCamp(コードキャンプ)もマンツーマン形式でレッスンを受けられます。

集団講義の講義形式では、カリキュラムに沿って進んでいきます。生徒のレベルがさまざまなので、理解度が低い生徒に合わせることも少なくありません。トラブル発生時には、ほかの生徒の対応に多くの時間が使われてしまう場合もあります。
しかし、マンツーマン形式であれば、自分の進歩状況に合わせたペースで進めていくことが可能です。

マンツーマン形式なので、周りの目を気にする必要もありません。つまづいた場所は重点的に時間を使って講師にフォローしてもらうことができます。講師と会話する機会も多いので、気軽に質問できるというメリットもあります。

3.質問方法を比較

侍エンジニア塾
・レッスン中に直接質問する
・自習中にチャットで質問する
・入塾者専用のQ&Aサイトで質問する(370名を超えるインストラクターがいつでも不明点を解決できる環境が整っています)などの方法で質問を行います。

Q&Aサイトを活用すれば、専属インストラクターが即時対応が難しい場合でも、待ち時間を短縮して効率的に学習ができます。

一方、CodeCamp(コードキャンプ)ではチャット質問は有料オプションとなっており、原則質問方法は「レッスン中に質問する」しかありません。

レッスン時間以外でどんどん質問したい人は、侍エンジニア塾が良いと言えるでしょう。

4.講師を比較

侍エンジニア塾CodeCamp(コードキャンプ)も現役エンジニアの講師が多数在籍しています。

侍エンジニア塾は、3年以上の実務経験がある、インストラクターが87%を占めています。実務経験豊富なプロが指導するので、開発につまずいてもサポートしてくれます。

CodeCamp(コードキャンプ)は、現役のエンジニアとしてフリーランスやIT企業の社員として働いている講師が多数在籍しています。通過率17%の選考を経て採用された業界トップクラスの講師陣です。

5.個別サポートを比較

侍エンジニア塾には、「学習コーチング」という制度があり、学習の習慣化をサポートしています。学習進捗などを毎日確認しながら、より良い学習方法などについてアドバイスを受けられます。専属インストラクターには遠慮してしまい言いづらいことも、学習コーチングを利用して気軽に相談できます。

CodeCamp(コードキャンプ)では、カリキュラムごとに教科書の章末には提出が必要な実習課題があります。レッスンでサポートをもらいながら作成して提出します。提出後に講師が添削し、添削項目ひとつひとつにアドバイスを記入して合否の連絡をします。合格するまで何度でも提出することが可能です。

6. 就職支援・転職支援を比較

侍エンジニア塾は、無料で転職サポートを受けることができます。自身のキャリアプランをヒアリングして、キャリアアドバイザーが内定獲得までサポートします。

また、オリジナル作品を創ることに力を入れており、その作品をどのようにアピールするとよいか具体的にアドバイスを受けられます。転職活動には欠かせない職務経歴書の作成もサポートしてもらえます。

CodeCamp(コードキャンプ)は、「キャリア Talk」というカリキュラムがあります。
エンジニアやフリーランスとしてのキャリア構築についてCodeCampの現役エンジニア講師へ気軽に相談できます。

IT業界のエンジニア、フリーランス、子育てや介護などと並行して柔軟な働き方を実践している講師が受講生の疑問や不安についてアドバイスしてくれる心強い制度です。
ただし、CodeCamp(コードキャンプ)では就職・転職先企業の紹介は行っていません。

7.料金を比較

入会費は侍エンジニア塾が29,800円、CodeCamp(コードキャンプ)が30,000円となっており、あまり差はありません。

一方で、1レッスンあたりの料金を比較してみると、CodeCamp(コードキャンプ)の料金が安いことが分かります。
※以下で紹介する1回あたりの料金は「料金 / レッスン回数」という計算式で紹介しています。
尚、授業時間は侍エンジニア塾が60分/回、CodeCamp(コードキャンプ)は40分/回となっています。

侍エンジニア塾は週1回(60分)のレッスンで以下の料金です。

デビューコース
エキスパートコース AIコース 転職コース
4週間 12週間 12週間 24週間 12週間 24週間 4週間 8週間
69,800円 209,400円 389,400円 718,800円 569,400円 958,800円 128,000円 256,000円

一方、CodeCamp(コードキャンプ)は40分/回で以下の料金です。

マスターコース プレミアムコース プレミアムプラス
2ヶ月(20回) 4ヶ月(40回) 2ヶ月(20回) 4ヶ月(40回) 2ヶ月(20回) 4ヶ月(40回)
148,000円 248,000円 248,000円 348,000円 398,000円 498,000円

侍エンジニア塾(エキスパートコース)とCodeCamp(プレミアムコース)の1レッスン当たりの料金を比較してみます。

侍エンジニア塾(エキスパートコース) CodeCamp(コードキャンプ):プレミアムコース
12週間(12回) 24週間(24回) 2ヶ月(20回) 4ヶ月(40回)
32,450円/回 29,950円/回 12,400円/回 8,7000円/回

1レッスン当たりの料金を比較すると、CodeCamp(コードキャンプ)の方がお得といえるでしょう。

しかし、侍エンジニア塾はレッスン以外でもチャットや掲示板で質問できるのに対して、CodeCamp(コードキャンプ)はレッスン中のみ質問できるという点が料金の差として表れています。

8.カリキュラム(教材)の閲覧期限を比較

CodeCamp(コードキャンプ)は、学習期間が終了した後も閲覧可能です。カリキュラムは最新の情報に更新されているので、卒業後の復習や疑問解消に役立ちます。

侍エンジニア塾の卒業後のカリキュラム閲覧については調査中です。

9.受講期間の延長を比較

侍エンジニア塾は、有料ですが4週間のみの延長などの細かい要望に対応してもらえます。

CodeCamp(コードキャンプ)も有料で延長可能です。

10.キャンセル制度を比較

>CodeCamp(コードキャンプ)は、サービス料金のお支払い手続完了後のキャンセルおよび返金はできません。解約につきましては、所定の方法によりいつでも可能です。

侍エンジニア塾のキャンセル制度については調査中です。

11.コースの種類を比較

侍エンジニア塾は、以下のコースがあります。
・デビューコース
・エキスパートコース
・AIコース
・転職コース

期間はコースによって異なります。

CodeCamp(コードキャンプ)は、以下のコースがあります。
・Webマスターコース
・Javaマスターコース
・デザインマスターコース
・Rubyマスターコース
・アプリマスターコース
・WordPressコース
・Pythonデータサイエンスコース
・プレミアムコース
・プレミアムプラスコース

期間は2ヵ月・4ヵ月・6ヵ月から選択できます。

まとめ

ここまで侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)を比較してきました。

侍エンジニア塾とCodeCamp(コードキャンプ)はではそれぞれ無料説明会を実施しています。

無料説明会について

  • 侍エンジニア塾:目標のカウンセリングおよび最適な学習方法の提案を受けられる
  • CodeCamp(コードキャンプ):自分に合ったプログラミング言語の提案や挫折しない学習の進め方のアドバイスを受けられる

講師の雰囲気や教科書のわかりやすさなど、実際に体験してみないと知ることができないこともたくさんあるでしょう。侍エンジニア塾やCodeCamp(コードキャンプ)に少しでも興味があれば、試してみてはいかがでしょう。