「『テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養』と『DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コース』のどちらにするか迷っている」という方のために、この記事では、テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースの料金と特徴を徹底比較します。
結論|テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースのどちらがおすすめ?
この記事では、テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースのどちらがおすすめなのかを見ていきます。
結論からお伝えすると、「プログラミングの知識を現在勤めている会社や自分の店、副業などで活かしたい」という方にはテックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養がおすすめです。
なぜなら、テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養には「プログラミング」の全体像を理解し、個人でサイトやサービスを作るのに特化したコンテンツが用意されているためです。
一方、「学んでみてプログラミングが向いていそうならエンジニアに転職したい」という方にはDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースがおすすめ。
なぜなら、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースでは、インターン先や転職先を紹介してもらえるキャリアサポートがついているからです。
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースの違い
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースを比較した結果、両者の間には主に5つの大きな違いがあることがわかりました。
- 【学べる内容が違う】テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養は4つのコースがあるのに対して、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースは2つである。
- 【学習期間・料金の違い】テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養は月額制(19,800円/月)であるのに対して、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースは受講期間ごとに料金が決まる。
- 【キャリアサポートの有無】テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養はキャリアサポートがないのに対して、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースはキャリアサポートがある。
- 【教室の数】テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養は教室が関東、中部、近畿地方に合計6校あるのに対して、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースには東京都2校、大阪府1校の計3校である。
- 【自分専属のメンターの有無】テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養は自分専属のメンター(講師)がおらず、質問したいメンターの指名ができないのに対して、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースは自分専属のメンターがいる。
また、テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースの違いをビジュアルで理解できるように表をまとめました。
比較項目 | テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養 |
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) ビジネス教養コース |
通学 | ◯ | ◯ |
オンライン | ◯ | × |
費用の予算 | 入学金:198,000円(税抜) 月額利用料:19,800円(税抜) ※初月は月額利用料が無料です。 |
・30日:¥128,000(税抜) ・60日:¥218,000(税抜) ・90日:¥298,000(税抜) |
授業の進め方 | オリジナルの教材を使った自己学習形式 | 自分だけのカリキュラムで学習を進める自己学習形式 |
質問方法 | 教室にいるメンターまたはオンラインの講師へ質問し放題。 ※教室対応時間:平日16時〜22時、土日祝13時〜19時 ※オンライン質問対応時間: 13時〜22時 |
教室にいるメンターまたはオンラインの講師へ質問し放題。 ※教室対応時間:13:00〜22:00 ※オンライン質問対応時間:11:00〜22:00 |
個別サポートの内容 | 学習内容、学習計画についてメンターからのアドバイス | プログラミングのスペシャリストによるコーチング、キャリアサポート |
メンターや講師のレベル | 専用のカリキュラムを修了して試験に合格した、かつ教える技術についての研修を受けた者 | 事前研修や試験を通過したもの |
就職支援の内容 | なし | インターン先や転職先の紹介 |
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養をおすすめな人
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースをおすすめな人
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースの基本情報を比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースのサービス内容を詳しく比較していきます。
1.受講形式(オンラインor通学)を比較
「テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養」は通学とオンラインの両方に対応しています。
一方、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コース」は通学のみ対応しており、オンライン受講はできません。
どちらのスクールもオンライン質問の利用が可能ですが、できるだけ多く通学することを推奨しています。
通学が推奨される理由は、「初心者のうちは画面を指差したり、身振り手振りで説明された方がわかりやすいケースが多い」ためです。最初はパソコンの画面を一緒に見ながら操作したり、ホワイトボードに図を書いたりしながら、対面で話しながら教わる方が、習う方も教える方も簡単です。
プログラミングをはじめたてのころは「何を聞いたらいいのかもよくわからない」「ここを聞きたいけど、どう文字で説明したらいいかわからない」ということが起こりがちです。そんな時はオンラインの質問ではなく、細かいニュアンスを伝えることができる教室での質問の方が効果的に学習できます。
対面で質問できるのは通学型スクールのメリットのであるため、オンライン質問も可能とはいえ、教室を積極的に活用できると良いでしょう。
受講形式については、どちらのスクールにも優劣はないといえます。
2.学習の進め方(自習or授業)を比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースのどちらのスクールにも「授業」はありません。教材を使いながら自習し、わからないことはメンターに質問して進める形式となっています。
授業でないため周りとの理解度の差を感じることは少なく、自分に最適なペースで学習できます。個人のスケジュールや能力に合わせた学習となるため、途中で挫折したり周りに気を遣って疲れてしまったりということは少ないでしょう。
学習の進め方については、どちらのスクールにも優劣はないといえます。
3.質問方法を比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースのどちらのスクールも、教室とオンラインでいつでも質問が可能ですが、異なるのは受付時間です。
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養では、教室での質問対応が平日は16時〜22時、土日祝は13時〜19時となっています。オンラインの場合の質問対応時間は、13時〜22時です。
一方、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースでは、教室オンラインともに質問は13時〜22時の対応です。
総合的に対応時間が長いのは、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースです。ご自身の学習スケジュールと照らし合わせて、学習時間と質問対応時間が重なるスクールを選ぶと良いでしょう。
4.講師・メンターを比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養のメンター(講師)は、試験に合格しオリジナルの研修を受けたエンジニアが務めています。公式サイトでは以下のように紹介されています。
弊社では、カリキュラムを修了し、 プログラミングの技術力が問われる厳しい試験を突破し、かつ教える技術についての研修を受けた優秀なエンジニアがメンターとして務めております。
出典:「テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養」の公式サイト
教えるプロでもあるエンジニアからの直接指導となるため、プログラミング初心者でも安心です。ただしメンターの指名制がないため、相談しやすいメンターを見つけても、毎回その人から教えてもらえるとは限らない点には注意しましょう。
一方、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースでは、実務経験のないスタッフがメンターを務めることも場合によってはあります。ただし、実務経験が無い場合でも、学習歴が長く、事前の研修やテストに合格しないとメンターはできないことになっており、メンターの知識や経験について一定の質は担保されているようです。
5.個別サポートを比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養には「ライフコーチ」と呼ばれるスタッフがおり、受講生と定期的に面談を行うなどしてモチベーションケアを担っています。
ライフコーチとの面談では学習内容や計画についてのアドバイスを受けられます。学習計画そのものをサポートしてくれるので、独学と比べて途中で挫折してしまうリスクもぐっと低くなるでしょう。
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースには「バディ制度」があり、専属の担当者からマンツーマンでのサポートを受けられます。プログラミングのスペシャリストによって毎日コーチングされることから、学習でのつまづきも最小限に抑えられるでしょう。
個別サポートは、どちらのスクールでも学習を支援し、モチベーションを向上し続ける内容となっています。毎回同じ担当者についていてほしいという人は、バディ制度により専属担当者がつくDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースが合うでしょう。
6. 就職支援・転職支援を比較
就職支援・転職支援の実施はDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースのみで、テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養には相当するサービスはありません。
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースでは、おすすめのインターン先や転職先を紹介してもらえる「キャリアサポート」というサービスがあります。
「プログラミングを学んで、自信がついたらエンジニアになるのもいいかも」と考えている方には、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースがおすすめです。
しかしキャリアサポートでは「絶対に就職できる」とは保証されていません。「卒業後は絶対にエンジニアになる!」という強い意志がある方は、転職保証付の「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 転職コース」か、就職が決まるまでサポートが受けられる「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」がおすすめです。
7.料金を比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養は、毎月19,800円の月額制。入会金は198,000円で、初月は月額が無料となるため、初回1ヶ月間の料金は217,800円です。
一方、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースは、受講期間を選択しての買切り制となっています。受講期間と料金は以下の通りです。
- 30日:¥128,000 (税別)
- 60日:¥218,000 (税別)
- 90日:¥298,000 (税別)
1ヶ月だけ受講する場合は、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースの方が料金は圧倒的に安いです。しかし3ヶ月受講する場合は、テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養の方が安くなります(237,600円)。
自分が何をどの程度学びたいかで受講期間は大きく変わります。プログラミングの基礎知識や概要のみを学びたいのであれば、1ヶ月間集中的に学習することで成果は出ますが、本格的なサービスを作りたい場合や、まとまった学習時間を確保しにくい方は受講期間を長めにとる必要があります。
ご自身の目指すレベルや、どのくらいの時間を学習にあてられそうかで受講期間を決め、どちらのスクールの方が良いか考えていきましょう。
もしエンジニアとして一人前レベルを求めるのであれば、テックキャンプやDMM WEBCAMPが別に用意しているコースの方が向いている可能性もあります。ほかのコースの受講も視野に入れると良いでしょう。
8.カリキュラム(教材)の閲覧期限を比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養では、退会するとカリキュラムを閲覧することはできません。
一方、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースに関しては、卒業後も教材を閲覧することは可能です。
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養を受講する場合は、在籍中にノートにまとめておくなど工夫が必要です。
9.受講期間の延長を比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養は月額更新制です。ご自身が希望する範囲までの習得が終わらなかった場合、退会希望を出さなければ受講期間を1ヶ月間延長できます。
2ヶ月目以降は毎月自動で受講継続されますので、受講期間の延長を希望しない場合は、受講終了日の10日前までに運営事務局に退会申請をしましょう。
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースでは、「15日」あるいは「30日」の単位で延長可能です。
- 「15日」:63,360円
- 「30日」:126,720円
10.キャンセル制度を比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養は、受講開始日から7日以内に運営事務局へメール連絡すれば「全額返金保証」を利用できます。ただし継続学習プランに申し込んだ場合は全額返金保証の対象外です。注意しましょう。
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースは、受講開始後8日間以内に申請すると「受講料全額返金保証」の対象となります。
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースのほうが受付期間が1日長いですが、「全額返金」という内容については変わりません。
11.コースの種類を比較
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養では、4つの学習コンテンツが用意されています。
- Webサービス開発
- オリジナルサービス開発
- AI(人工知能)
- デザイン
学習コンテンツごとに利用契約をする必要はなく、受講期間中であればどのコンテンツも自由に選んで学習できるサブスクリプションモデルです。
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースでは、主に2つのスキルを習得します。
- プログラミング
- デザイン
「プログラミング」に関しては、テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養の「Webサービス開発」や、「オリジナルサービス開発」の一部に相当する内容です。
こちらも、受講期間中はどちらのスキルも学習可能です。
両スクールとも、プログラミング言語はRubyを採用しています。フレームワークも同じで、Ruby on Railsです。Webサービスを開発するための技術として、どちらのスクールも同じ言語を採用しているため、言語による学習のしやすさや、言語そのものの将来性での優劣はありません。
AIについての学習はテックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養のみとなっていますので、AIに興味がある方はテックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養がおすすめです。
まとめ
ここまでテックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースを比較してきました。
テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養とDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースはではそれぞれ無料説明会を実施しています。
- テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養:プログラミングを学ぶメリットを知り、習得後のキャリアについて相談できる
- DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コース」:プログラミング学習への不安を取り除き、卒業生の進路事例を知ることができる
講師の雰囲気や教科書のわかりやすさなど、実際に試してみないと知ることができないこともたくさんあるでしょう。テックキャンプ(TECH CAMP) プログラミング教養やDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)ビジネス教養コースに少しでも興味があれば、試してみてはいかがでしょう。