techmeets(テックミーツ)でフリーランスになれる?注意点を解説

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プログラミングチャンネル編集部

30社以上のプログラミングスクールを取材してきた編集部が、プログラミングスクール選びのアドバイスをさせて頂きます。

techmeets(テックミーツ)はtechmeets株式会社によって運営される、エンジニアとして必要なスキルを全般的に網羅したオールジャンルカバー型スクールです。

プログラミングのみならず、セキュリティやデザインなど、エンジニアとして必要なあらゆるスキルを学べることから、フリーランスとして独立したい方やスキルを身につけて副業をしたいという方に人気があります。

そんなtechmeets(テックミーツ)ですが、フリーランスエンジニアを目指す方にとってはどのくらいおすすめなのでしょうか。

今回は、プログラミング未経験の状態からフリーランスエンジニアを目指す方にとって、techmeets(テックミーツ)はどのくらいおすすめなのか、解説します。

techmeets(テックミーツ)でフリーランスエンジニアを目指す人におすすめのコース(講座)

techmeets(テックミーツ)で開講されているコース(講座)のなかで、フリーランスを目指す人におすすめのコースをご紹介します。

フリーランスを目指す人におすすめのコース

  • コース1.通常コース(6ヶ月/9ヶ月/12ヶ月)
  • コース2.techmeets Primer(3ヶ月)

1.通常コース(6ヶ月/9ヶ月/12ヶ月)

通常コースは「Aカリキュラム」と「Bカリキュラム」から構成されます。

Aカリキュラムは全受講生が共通して受ける基礎パートです。プログラミング(コーディング)の知識から、データベース、ネットワーク、セキュリティ、サーバーなどの開発を行ううえで重要な周辺知識を学べます。さらにはWEBデザインやWEBマーケティング、案件の受注方法などエンジニアとして自走するためには欠かせないITビジネス教養の知識を網羅して学べます。

一方でBカリキュラムは、「Webサイトを作りたい」「ゲームを開発したい」など、受講生一人ひとりの目的に応じてオーダーメイドで内容が設計されます。

通常コースの受講期間は、6ヶ月/9ヶ月/12ヶ月から選べますが、どの期間を選んでも学習内容に違いはありません。そのため、techmeets(テックミーツ)が通常コースを修了するために必要な目安の学習時間として設定している600時間をどのくらいの期間で修了するかを、考慮したうえで受講期間を選びます。

ただし、6ヶ月が終了したタイミングで9ヶ月や12ヶ月のプランに切り替える(差額を追加料金として支払います)こともできますので、まずは6ヶ月のプランに申し込むのが推奨されています。

2.techmeets Primer(3ヶ月)

techmeets Primerは通常コースのAカリキュラムのみを履修するコースです。通常コースとの違いは、Bカリキュラムの履修がないところと、メンターによる質問や面談のサポートがないところです。

チャット質問や月に一度の面談など、講師によるサポートは一切含まれませんが、その分料金が安くなっているため、自力で学習を進められるという方にはおすすめのコースです。

techmeets(テックミーツ)がフリーランスになりたい人におすすめの理由

techmeets(テックミーツ)がフリーランスを目指す人におすすめの理由を2つご紹介します。

フリーランスを目指す人におすすめの理由

  • 理由1.オールジャンルカバー型スクールである
  • 理由2.在学中から実際の案件に入って仕事ができる

理由1.オールジャンルカバー型スクールである

エンジニアとして、特にフリーランスとして働いていくためには、幅広い知識を網羅しておくことが重要です。

一般的には「エンジニア」として一言でくくられてしまいがちですが、実際の現場ではフロントエンジニア、インフラエンジニア、テストエンジニアなど、さまざまな役割を持ったエンジニアが同じチームとして働いています。

同じチーム内で働くということは当然相互にコミュニケーションをとることが重要になりますが、その際に最低限の前提知識を共有できるだけでコミュニケーションは格段に円滑になります。

ゼロから学ぼうとしている方にとってはもちろんのこと、ある程度エンジニア経験がある方で、自分の専門領域外の知識を身に着けたいという方にもおすすめです。

理由2.在学中から実際の案件に入って仕事ができる

techmeets(テックミーツ)を運営するtechmeets株式会社の親会社「株式会社Castead」が、Webサイト制作やアプリ開発を受託する事業を行っていることから、クライアントの承諾を得た案件に限って、受講生もプロジェクトチームに入って、実際の業務を担当できます。

エンジニアにとって一番効率のいいスキルアップ方法は、「現場で実際に働く」ことです。普段の授業で学んだ知識を実際の案件を担当しながらアウトプットできる環境は、スキルを伸ばすうえで大いに役立つはずです。

また、「実際の案件をこなしたことがある」という実績は、卒業後の案件探しや転職の際のアピール材料にもなります。

フリーランスになりたい人がtechmeets(テックミーツ)を受講するときの注意点

一方で、techmeets(テックミーツ)を受講する前に知っておいてほしい注意点もあります。

techmeets(テックミーツ)を受講するときの注意点

  • 注意点1.受講する目的が明確ではない場合、Bカリキュラムで苦労する可能性がある
  • 注意点2.1日3時間以上の学習時間を確保する必要がある

注意点1.受講する目的が明確ではない場合、Bカリキュラムで苦労する可能性がある

Bカリキュラムでは、受講生自身の目的に応じてカリキュラムが設計されます。

プログラミング知識がなくても作りたいもののアイデアを膨らませることは可能です。ぼんやりとでも構いませんので、受講前に頭の中で作りたいもののイメージを描いておくと、受講開始後も学習に集中できます。

目的が自分の中で明確になっているだけで、学習のなかでも「このスキルを使えばこういう機能を作れるかも」「この技術を使えばこういうケースにも対応できるかも」といったアイデアも生まれやすくなります。

注意点2.1日3時間以上の学習時間を確保する必要がある

techmeets(テックミーツ)に限ったことではありませんが、プログラミング未経験の状態でプログラミングスクールに通って短期集中的に学習に取り組む場合、1日数時間の学習時間の確保は必ずといってよいほど求められます。

techmeets(テックミーツ)の場合は、通常コースを6ヶ月間で受講するとしても単純計算で1日3時間以上の学習時間の確保が求められます。これまで日頃の学習の習慣がない方や、仕事や家事で日々忙しく過ごされている方にとって、1日あたり3時間の学習時間を確保するのは簡単なことではないでしょう。「絶対にプログラミングを習得するぞ」という強い意志を持つ方でないと、そもそもカリキュラムを完走することすら難しい懸念があります。

techmeets(テックミーツ)のカリキュラムが「オールジャンルカバー」である以上、1つ1つの領域にかける時間は少なくなってしまいます。

これはエンジニアの先輩としてアドバイスさせていただきますが、一人前のエンジニアを目指すのであれば、決められたカリキュラム以外にも、自分が専門にしたい領域について別途自主的に学ぶ時間も確保することをおすすめします。

まとめ|techmeets(テックミーツ)でフリーランスになれる?

今回は、フリーランスを目指す人にとってtechmeets(テックミーツ)がおすすめかどうかを解説してきました。

今回のポイント

フリーランスを目指す方にとっては、「受講期間中から実際の案件に参画できる」という点が最大の魅力になるでしょう。

techmeets(テックミーツ)は、基礎知識を学びつつつ、自分が作りたいものを自由に作らせてもらえる環境です。「これをつくりたい!」という明確な目標をお持ちの方にはぴったりだといえます。

techmeets(テックミーツ)は無料説明会を実施しています。

無料説明会では取得可能スキルやカリキュラムの説明のほか、卒業生の紹介もあるので、techmeets(テックミーツ)を受講後のイメージをより具体的なものにできるかもしれません。

ぜひ一度無料説明会に参加してみてはいかがでしょうか。