【徹底比較】「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」編

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Hiro

IT業界で12年間ミドルウェアの製品検査やテクニカルサポートを経験してきました。主な業務は設計者が作成した仕様書やソースコードのチェックやテストツールのコーディング、障害発生時のログ調査や問い合わせ対応です。 現在はメーカーに転職し、自動テストを活用した開発業務の効率向上を推進する業務を担当しています。 IT業界での実務経験や転職の経験を活かして、読者のみなさまにとって有益な情報をお届けします。
プログラミングスクールを検討中の方
「「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」はどう違うの?」
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エンジニア転職を目指してプログラミングスクールに通うなら、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」のどちらがおすすめ?

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」のどちらにするか迷っている」という方のために、この記事では、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の料金と特徴を徹底比較します。

結論|「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」のどちらがおすすめ?

結論からお伝えすると、「次に転職する会社では長く働きたい」という方には「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」がおすすめです。

なぜなら、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)の転職後の離職率が1%だからです(公式サイトを参照)。しっかりした転職サポートで受講生が実現したいことを叶えられる優良企業を紹介してくれることでしょう。

Hiro
IT業界の現場は、納期が近くなると長時間の残業が必要になることも少なくありません。

精神的・体力的にもたず、長く続かない方もいるなかで離職率1%という数字は驚きです。

一方、「30歳以上の方で未経験からエンジニア転職を目指す」という方には「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」がおすすめです。なぜなら、30歳以上でも転職保証制度があるためです。

30歳以上は転職市場において「即戦力として活躍できること」が求められるため未経験での転職はむずかしいのが現実です。そのなかで、転職保証制度まで設けているのは、カリキュラムに自信があるからでしょう。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)にも転職保証制度はありますが、対象は29歳以下です。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の違い

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」を比較した結果、両者の間には主に4つの大きな違いがあることがわかりました。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の違い

  1. 【拠点】「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」は教室が4校舎(東京・大阪)であるのに対して、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」は8教室(東京・大阪・名古屋・福岡)である。
  2. 【学習期間】「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」の短期集中は学習期間が3ヶ月(転職活動期間を含めない)であるのに対して、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」は70日(転職活動期間を含む)である。
  3. 【入学選考】「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」は入学にあたり選考があるのに対して、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」は選考がなく入学可能である。
  4. 【定休日】「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」は毎週金曜日は定休日で教室利用不可であるのに対して、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」は定休日はなくいつでも教室利用が可能である。

また、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の違いをビジュアルで理解できるように表をまとめました。

違い DMM WEBCAMP
(ウェブキャンプ)
転職コース
テックキャンプ
(TECH CAMP)
エンジニア転職
通学
(東京・大阪に4校舎)

(東京・大阪・名古屋・福岡に8校舎)
オンライン
費用の予算 ・通常コース:628,000円
・専門技術講座:828,000円※キャッシュバック制度あり
・土日・夜間 講:828,000円
・オンライン講座(8週コース):518,000円
・オンライン講座(12週コース):568,000円
・オンライン講座(16週コース):618,000円
・短期集中スタイル:648,000円
・夜間・休日スタイル:848,000円
授業の進め方 基礎プログラミング学習→チーム開発→ポートフォリオ制作の3段階 基礎カリキュラム→個人開発→チーム開発の3段階
質問方法 教室でメンターに対面もしくはオンラインで質問(チャットやビデオ通話) 教室でメンターに対面もしくはオンラインで質問(チャットやビデオ通話)
個別サポートの内容 キャリアアドバイザーが専任でつく ライフコーチとキャリアアドバイザーが専任でつく
メンターや講師のレベル 非エンジニアの場合もある 非エンジニアの場合もある
就職支援の内容 ・キャリア面談
・性格分析
・履歴書や職務経歴書の添削
・企業の紹介
・面接対策
・ビジネスマナー研修
・キャリア面談
・履歴書
・職務経歴書の添削
・企業の紹介
・面接対策
編集部
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「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」がおすすめな人

  • じっくり学習を進めたい人:オンライン講座(16週コース)であれば、週に20時間ほどのペースで学習できます。
  • オリジナルのポートフォリオを作りたい人:カリキュラムにオリジナルのポートフォリオ(採用担当者へプレザンテーションする自分だけの作品)の作成が含まれています。作成したポートフォリオは就職活動で活用できます。
  • キャッシュバックを利用して費用を安く抑えたい人:専門技術講座は厚生労働省による「専門実践教育訓練給付金制度」の対象講座に指定されており、条件を満たせば受講費用が最大560,000円キャッシュバックされます。

「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」がおすすめな人

  • 30歳以上で未経験からエンジニアに転職したい人:30歳以上は入学できないスクールもあるなか、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」であれば転職保証までついてきます。
  • 短期間でエンジニアに転職したい人:「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の短期間集中コースは、最短70日で転職可能です。
  • プログラミングをより深く学びたい人:「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」のカリキュラムは学習時間が600時間です。業界トップクラスの学習量が必要になりますが、プログラミングスキルを磨くことができます。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の基本情報を比較

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」のサービス内容を詳しく比較していきます。

1.受講形式(オンラインor通学)を比較

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」も「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」も通学・オンラインともに対応しており受講形式に大きな違いはありません。

2.学習の進め方(自習or授業)を比較

学習の進め方に関しても、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」に違いはありません。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」ともに、カリキュラムを自習で進め、わからない点をチャットやWeb通話で質問するスタイルです。Web通話では画面共有を行いながらコードレビューを受けることができます。

3.質問方法を比較

質問方法に関しても、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」に違いはありません。教室でメンター(講師)に対面もしくはオンラインで質問(チャットやWeb通話)します。

Hiro
開発現場で不具合と疑われるものが見つかった場合、「障害票(バグ票ともいいます)」を作成してほかのエンジニアに共有します。
※障害票とは、不具合の現象や発生手順、調査をするためのログなどの情報を文章でまとめたメモのことです。

実際の現場では、対面で説明する機会は少なく障害票だけで不具合を説明することが多いのです。

メンターに対面で質問するのもいいですが、プログラミングスクールに通っているうちから文章で質問する機会を持てると、障害をわかりやすく報告する練習にもなるでしょう。

4.講師・メンターを比較

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」も「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」もエンジニア経験がないメンターがいます。

Hiro
エンジニア経験があるメンターの場合は、開発現場の話を聞くことができるメリットもありますが、メンターの仕事はプログラミングをわかりやすく教えることです。

エンジニアはプログラミングを詳しく理解しすぎているため、理解していない人がつまづくポイントに気がつかないこともよくあります。その点、エンジニア経験がないメンターの場合は、自身の経験に照らして受講者がつまづくポイントに気がつきやすいこともあるでしょう。

よって、筆者の個人的な意見ではありますが、エンジニア経験があるかどうかはそれほど気にしなくていい項目なのです。

5.個別サポートを比較

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」ともに、プログラミング学習に関して疑問点などの指導を行う「メンター」に、カリキュラムの進捗を管理する「ライフコーチ」、就職・転職活動の支援を行う「キャリアアドバイザー」と目的ごとに専門のスタッフがついてサポートしてくれます。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」はキャリアアドバイザーが専任制で、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」はライフコーチとキャリアアドバイザーが専任制なので、受講期間は担当が変わることなく併走してもらえて心強さがあります。

DMM WEBCAMP
(ウェブキャンプ)
転職コース
テックキャンプ
(TECH CAMP)
エンジニア転職
メンター 専任ではない 専任ではない
ライフコーチ 専任ではない 専任
キャリアアドバイザー 専任 専任

6. 就職支援・転職支援を比較

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」も「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」も受講期間内に就職・転職支援が含まれており、専属のキャリアアドバイザーがついて、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、企業紹介などのサポートをしてくれます。

転職サポートの手厚さは「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」のほうが好評のようです。自己分析に力を入れており、キャリアアドバイザーが受講生にさまざまな質問を問いかけ、自身では気づいていない強みや転職への思いを引き出してくれます。こうしたサポートが離職率1%という結果につながっているのでないでしょうか。

Hiro
転職を成功させるには、自己分析が重要です。面接では転職理由や志望動機を深堀りされます。このときに自己分析が不足していると、回答できません。

そうならないために、キャリアアドバイザーの方に素直に自分の思いを伝えて「なぜ自分はエンジニアになりたいのか?」答えられるようにしておきましょう。

7.料金を比較

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」のオンライン講座の場合は、転職サポートがある場合とない場合で料金が異なります。この記事をご覧になられている方は転職意欲のある方だと思いますので、ここでは転職サポートありとします。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」の短期集中講座と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の短期集中スタイルの料金を比較すると、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」よりも「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」のほうが2万円安くなっています。土日・夜間スタイルも同様に「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」のほうが2万円安い料金設定です。

オンラインの場合は、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」の8週コースを選ぶと「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の短期集中スタイルより13万円安くなります。8週間と短期間のため、1日の学習時間が長くなる(5時間~6時間)ので、すでに仕事を辞めていて時間がある方に人におすすめです。

スクール名 コース名 料金
DMM WEBCAMP
(ウェブキャンプ)
転職コース


短期集中講座 628,000円
専門技術講座 828,000円
※キャッシュバック制度あり
オンライン講座
(8週コース)
518,000円
オンライン講座
(12週コース)
568,000円
オンライン講座
(16週コース)
618,000円
土日・夜間 講座 828,000円
テックキャンプ
(TECH CAMP)
エンジニア転職
短期集中スタイル 648,000円
夜間・休日スタイル 848,000円

8.カリキュラム(教材)の閲覧期限を比較

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」は学習期間が終了しても学習カリキュラムを継続して閲覧できます。

一方、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」は卒業後、オンラインのカリキュラムを閲覧することはできません。

9.受講期間の延長を比較

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」も「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」も受講期間を延長できます。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」は月額70,000円で「質問し放題」「ライフサポート」を延長できますが、学習カリキュラムは学習期間が終了しても継続して閲覧できるので、独学で進める場合は追加料金は不要です。

一方、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」の延長費用は月額69,800円です。受講期間が終了したあとは学習カリキュラムは閲覧できないため、もしも受講期間内にカリキュラムを終えられなかった場合は延長する必要があります。

10.キャンセル制度を比較

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」では契約締結日から20日以内であれば、クーリング・オフ制度を利用して受講費用を全額返金してもらえます。

一方、「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」には受講開始日から14日以内であれば、受講費用を全額返金してもらえる独自の返金保証の制度があります。

スクール名 キャンセル可能期間
DMM WEBCAMP
(ウェブキャンプ)
転職コース
20日以内
テックキャンプ
(TECH CAMP)
エンジニア転職
14日以内

11.コースの種類を比較

コースの種類の多様さは「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」に軍配が上がります。自分の生活スタイルに合ったコースを選べます。

スクール名 コース名 内容
DMM WEBCAMP
(ウェブキャンプ)
転職コース
短期集中講座 3ヶ月コース
専門技術講座 ・4ヶ月コース
※3ヶ月目までは短期集中講座と同じ内容
※4ヶ月目に「AI教養コース」「クラウド教養コース」のいずれかを選択
オンライン講座
(8週コース)
※各コースのカリキュラム内容は同じ。
※短期集中でやりたいかじっくりやりたいか好みのスタイルを選択可能
オンライン講
(12週コース)
オンライン講
(16週コース)
土日・夜間 講座
※渋谷校のみ
・5ヶ月コース
※短期集中講座の内容を5ヶ月で学ぶ。平日に時間が取れない社会人向け
テックキャンプ
(TECH CAMP)
エンジニア転職
短期集中スタイル ・70日コース
※オンラインの受講も可能
夜間・休日スタイル 6ヶ月コース
※短期集中スタイルの内容を6ヶ月で学ぶ。
※平日に時間が取れない社会人向け。オンラインの受講も可能

※DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)について、2020年6月時点では、新型コロナウイルス感染拡大を防止のため、短期集中講座、専門技術講座、土日・夜間 講座についてもオンラインでの受講可能。(終了時期未定)

まとめ

ここまで「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」を比較してきました。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」と「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」はではそれぞれ無料説明会を実施しています。

無料説明会について

  • 「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」:プロのカウンセラーに自分の今後のキャリアを相談したり、エンジニア適性テストを無料で受けたりすることができます。
  • 「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」」:カウンセリングを通して将来のキャリアパスを見直してもらえます。カウンセリングはIT業界に詳しいキャリアアドバイザーが担当してくれ、学習方法やキャリアプランを作成できます。オンラインでの相談も可能です。

講師の雰囲気や教科書のわかりやすさなど、実際に試してみないと知ることができないこともたくさんあるでしょう。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース」や「テックキャンプ(TECH CAMP) エンジニア転職」に少しでも興味があれば、試してみてはいかがでしょう。