DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)でフリーランスになれる?|おすすめのコースを紹介

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fuzuki

事務員出身の文系プログラマ。VBAとAccessを使った事務仕事の効率化にハマり、Webエンジニアへ転職。 現在は本業を事務に戻し、副業プログラマをやっています。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は、株式会社インフラトップが運営するプログラミングスクールです。

これまでに3,000名以上の卒業生を輩出しており、転職成功率は98%を誇ります。

最近では、カリスマホスト「ROLAND(ローランド)」さんが出演するCMも放映されているので、CMを見て気になっている方もいることでしょう。

今回は、フリーランスを目指す方にとって、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)はどのくらいおすすめなのかについてご紹介します。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)はフリーランスになりたい人にどのくらいおすすめ?

フリーランスを目指す人にとって、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)はどのくらいおすすめなのでしょうか。今回、筆者の独断と偏見で5段階評価をしてみました。

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フリーランスを目指す人にとってDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は「オススメ度:3.5」です。

「3.5」という評価をつけた理由は主に2つあります。

1つめはマイナスの理由で、公式ホームページで紹介されている卒業生の進路に「フリーランスエンジニア」がなかったから。

2つめはプラスの理由で、フリーランスを目指すにあたり有効な手段である「一度エンジニアとして就職する」ための環境が整っている点を評価しました。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)でフリーランスエンジニアを目指す人におすすめのコース(講座)

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)で開講されているコース(講座)のなかで、フリーランスを目指す人におすすめのコースをご紹介します。

フリーランスを目指す人におすすめのコース

  • 「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 専門技術講座」
  • 「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 転職コース(土日・夜間講座)」
  • 「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース(オンライン講座)」

1.DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 専門技術講座

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 専門技術講座」は離職中の社会人におすすめのコースです。なぜなら、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 専門技術講座」は受講時間を多く確保する必要があるからです。

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 専門技術講座」では時間割があるわけではありませんが、教室の解放時間をフル活用するつもりで受講しなければ、学習が間に合いません。加えて、2ヵ月目から始まるチーム開発では稼働時間を指定されることがあるため、勤務中の社会人では出席できなくなる場合があります。

また、「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 専門技術講座」は、厚生労働省による「専門実践教育訓練給付金制度」の対象講座に指定されており、条件を満たせば受講費用がキャッシュバックされます。

「専門実践教育訓練給付金制度」とは

「専門実践教育訓練給付金制度」は厚生労働省が実施している制度です。中長期的なキャリア形成の支援や、雇用の安定、再就職の促進などを目的に行われています。

「専門実践教育訓練給付金制度」の対象講座に指定を受けると、支払った受講費用の一部がハローワークから支給されることになっています。「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 専門技術講座」の場合は、最大で560,000円がキャッシュバックされる可能性があります。

ただし、制度が適用されるためにはいくつか条件があります。社会人経験のない学生や、社会人歴が浅い人、直近1年以内に雇用保険へ加入していなかった人などは対象外とみなされる可能性が高いです。

自分が受給資格者であるかどうかの確認は、お近くのハローワークに問い合わせてください。

2.DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 転職コース(土日・夜間講座)

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 転職コース(土日・夜間講座)」は、平日の日中にスクールに通うことが難しい人におすすめのコースです。

注意!

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 転職コース(土日・夜間講座)」は渋谷校限定のコースです。

受講期間は5ヵ月間で、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 内のほかのコースと比べて長い期間が設定されています。というのも、教室利用時間が平日の夜間(19時〜22時)と土日(11時〜22時)に限定されているからです。平日の日中ではなく、平日の夜間と土日がメインの学習時間になるので、1週間あたりの教室利用時間は短め。その分受講期間を長く設けています。

ちなみに、教室利用時間が短いからといって、不安になる必要はありません。「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ) 転職コース(土日・夜間講座)」では、オンライン質問にも対応しており、教室の外からでも質問できる環境があるので、教室に通う時間的な余裕がない場合でもペースを落とすことなく、学習を進められます。

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平日の日中の時間帯を活用して学習したいという方は「短期集中コース」の受講もおすすめです。

3.DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース(オンライン講座)

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース(オンライン講座)」は、オンライン完結で学習が進められるコースです。

これまで、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)はオンライン非対応で、受講するためには東京(渋谷・新宿)や大阪(難波に2つ)ににある教室に通学する必要がありました。教室に通えない遠方にお住まいの方は受講を諦めざるを得ない状況でしたが、2020年4月に「オンライン講座」が開講されました。

注意!

「DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)転職コース(オンライン講座)」には「転職できなかったら全額返金」という保証制度がありませんので、注意しましょう。

「オンライン受講だと、通学コースよりも学習効率が下がるのでは…」と不安に感じる方も多いかもしれませんが、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)のオンライン講座では、教室学習に劣らないクオリティの学習環境を提供するための工夫が行われています。

例えば、ほかのオンライン型のプログラミングスクールの場合、「同じ教室で学ぶ仲間がいないため、学習のモチベーションが保てない」というデメリットがありました。しかし、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)のオンライン講座では、「ライフコーチ」と呼ばれるスタッフが定期的にWEB面談を行ったり、チャットでコミュニケーションをとったりして、モチベーション維持のサポートをしてくれます。

また、学習中に浮かんだ疑問は「メンター(講師)」にチャットやテレビ電話を活用して解消できます。チャット質問に対応しているスクールは多いですが、テレビ電話にも対応しているスクールはそれほど多くありません。

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実際にプログラミングを勉強してみると分かりますが、質問内容を文章で表現するのが難しいこともあるので、チャットだけではなく、テレビ電話での質問ができるのは、初心者にはありがたい環境だと思います。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)がフリーランスになりたい人におすすめの理由

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)がフリーランスを目指す人におすすめの理由を3つご紹介します。

フリーランスを目指す人におすすめの理由

  • 理由1.通学型のためじっくり学べる
  • 理由2.ほぼ確実にエンジニアに転職できる
  • 理由3.卒業生限定コミュニティでスキルアップできる

理由1.通学型のためじっくり学べる

2020年4月よりオンライン講座も開講されましたが、もともとはDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は、通学型のプログラミングスクールです。教室では、自宅での学習とは異なり、誘惑の少ない環境で、余計なことに気を取られることなく、集中して学習に取り組めるのが良いところです。

また、同期などほかの受講生と同じ空間で学習できる、というのも教室学習の魅力の1つでしょう。一緒に学習する仲間がいるというのは、心強く、精神的な支えにもなります。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)では、卒業後はほとんどの受講生がエンジニアに転身します。そのため、在学中に出会う仲間は将来のエンジニア仲間です。卒業後も情報交換をするなどして、交流を深められます。

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企業に所属するエンジニアとして働いていると、社外のエンジニアと交流する機会は意外と少ないものです。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)在校中で出会う仲間は、将来的にご自身の貴重な財産になるはずです。

理由2.ほぼ確実にエンジニアに転職できる

未経験からフリーランスエンジニアを目指す場合、一度企業にエンジニアとして就職してからフリーランスを目指すほうがより確実です。

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「フリーランスエンジニアになりたいのに、就職したほうがいい」というと、本末転倒だと感じる方もいるかもしれませんが、実績がない状態でフリーランスとして活動するのは、非常に困難です。急がば回れという言葉がありますが、一見回り道のように思えても、実際のところ一度就職してからフリーランスを目指す方が確実だと思います。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)には、転職が成功するまで徹底的にサポートをしてくれる「キャリアアドバイザー」がいます。
キャリアアドバイザーはヒアリングや性格分析を通して、生徒の強みや向いている企業を選定し、紹介してくれるスタッフです。自分に合った企業をキャリアアドバイザーが見つけてくれるため、自分で求人探しをする必要がなく、プログラミング学習に集中できます。

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公式サイトによると、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)の転職成功率は98%とかなり高め。

一方で、転職後の離職率は約1%と低いため、長く働けないようなブラック企業をすすめられる心配もないと考えられます。

理由3.卒業生限定コミュニティでスキルアップできる

プログラミングスクールに在学中はメンターや講師がいるので、疑問を質問したり、悩みを相談できました。困るのは、卒業したあとです。気軽に相談できる存在を失って悩む方も少なくありません。

しかし、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)には、卒業生限定のエンジニアサロンがあるため、卒業後もほかのエンジニアと知り合う機会があります。先輩エンジニアに質問したり、お互いに新しい技術について情報交換をしたりできます。

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社内のエンジニアとしか交流がないと、考え方も使う技術も一辺倒になりがちです。

別の場所や分野で活躍しているエンジニアと交流できるコミュニティに所属すれば、外部からのさまざまな刺激や知識を得られて、スキルアップにも繋がります。

エンジニアという職業は、常にスキルアップや知識のアップデートを求められるので、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)の卒業生限定サロンのようなコミュニティに所属できるのはメリットだと思います。

フリーランスになりたい人がDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)を受講するときの注意点

一方で、DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)を受講する前に知っておいてほしい注意点もあります。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)を受講するときの注意点

  • 注意点1.まずは転職を目指すスクールである
  • 注意点2.カリキュラムをこなすためのスケジュールがかなりハードである
  • 注意点3.教室が都市部にしかない

注意点1.まずは転職を目指すスクールである

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は基本的には、転職を目指すスクールです。

そのため「スクールを卒業したら、そのままフリーランスエンジニアになるぞ」という目標設定をしている人には、目指している方向性が違うスクールであるともいえます。

しかし、プログラミング未経験者がスクールに通っただけでフリーランスの仕事だけで食っていけるかというと、現実はそれほど甘くないのが実情です。

まず、未経験の場合は実務の実績がないため、案件獲得にかなり苦労することが想像されます。クラウドソーシングを使えば簡単に仕事を受注できる世の中ですが、未経験者が条件の良い案件を受けられることは滅多にない、と思っておいたほうが良いでしょう。

プログラミングスクールでいくら一生懸命に学んだとしても、現場で要求されるのは、スクールのカリキュラム以上の内容であることがほとんどです。プログラミングスクール卒業後にすぐにフリーランスを目指す場合、技術不足が大きな懸念事項になるでしょう。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)が実務に近いカリキュラムを展開しているからとはいっても、現場レベルの経験や知識は、現役エンジニアに囲まれて働くことではじめて体得できるものです。生きた技術を自分のものにするためにも、まずはDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)の転職サポートを利用して開発会社に就職し、そこからフリーランスを目指すことをおすすめします。

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企業のエンジニアとして経験を積めば、「現場未経験」のラベルがはがれます。

フリーランスエンジニアを目指すからこそ、まずは企業に就職するのがステップとして確実です。

注意点2.カリキュラムをこなすためのスケジュールがかなりハードである

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)では、ほぼ毎日学習時間を確保することが求められます。どのコースにも時間割はなく、自分のペースで学習が可能とは言われていますが、受講期間内に終わらせるためには、毎日それなりの学習時間を確保しなければなりません。

特に、短期集中講座や専門技術講座は、平日は毎日フルタイムで通学して丸一日教室で過ごすような、まさに勉強づけのスケジュールになるでしょう。

土日・夜間講座であっても、平日は職場を定時退社して通学したり、土日は遊ばずに学習時間に当てたりなど、かなりストイックな生活になることが予想されます。

思うように学習がスムーズに進まず、進捗に遅れが生じた場合は、さらにたくさんの時間を教室で過ごしたり、自主勉強が必要になったりします。DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)を受講するのであれば、受講期間中は多くの時間と体力をプログラミングに費やすことになるという覚悟を持っておくべきでしょう。

注意点3.教室が都市部にしかない

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)では教室利用が可能です。しかし、教室は、東京や大阪にしかないので、それ以外の地域にお住まいの方は通学が難しいのが現実です。

オンライン講座もあるので、地方の方でも受講は可能ですが、どうしても通学したいという方には不向きでしょう。

まとめ|DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)でフリーランスになれる?

今回は、フリーランスを目指す人にとってDMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)がおすすめかどうかを解説してきました。

今回のポイント

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は、一度企業に就職し、実務経験を積んでからフリーランスに転向するというビジョンを持っている方向けのスクールです。

回り道のように思えますが、いきなりフリーランスとして食っていくのは難しいので、一度就職して名実ともに実務経験を得るというのは、フリーランスを目指す上でも確実な方法です。

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は、無料カウンセリングを実施しています。

無料カウンセリングでは、カウンセラーに自分が抱えている不安について相談したり、自分の状況やスキルレベルに見合ったコース選択の提案を受けられます。

学習時間もかなり確保しなければいけないので、「今の生活で本当についていけるのか?」と不安に感じる方も多いはず。ぜひ一度無料カウンセリングを受けて、相談してみませんか。