この記事では、未経験からインフラエンジニアへ転職を目指す方におすすめのプログラミングスクールをご紹介します。
スクール名 | 料金 | ネットワーク | サーバー | 特徴 |
ネットビジョン アカデミー |
無料 | ◯ | × | 2ヶ月間で資格取得+転職が叶う |
KENスクール |
有料 | ◯ | ◯ | マンツーマンレッスンで初心者も安心 |
プログラマカレッジ |
無料 | ◯ | ◯ | 夜間コースあり。働きながらの受講も可能 |
リナックス アカデミー |
有料 | ◯ | ◯ | 少人数の生授業で分かりやすい |
GEEK JOB |
無料 | ◯ | ◯ | 文系出身者でも安心 |
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目次
インフラエンジニアとは
インフラエンジニアとは、一般的に企業や事業所で、ITインフラを整備・運用・保守する業務を担う職種のことを指します。
ITインフラとは、具体的にネットワーク環境や、サーバー、PC、プリンタなどのこと。
会社でメールを送ったり、社内のデータベースにデータを蓄積させたりアクセスしたり、インターネットを使ったりなどのIT分野の業務活動を滞りなく行えるようにするために必要なものを、ITインフラと言います。
- ネットワーク:インターネット、LANなど
- ハードウェア:サーバー、PC、プリンタなど
- ミドルウェア:OS、データベース
これらのITインフラを管理したり、運用したり、メンテナンスを行うのが、インフラエンジニアの仕事です。
インフラエンジニアの職種と仕事内容
インフラエンジニアは、業務内容から、「ネットワークエンジニア」と「サーバーエンジニア」の2つの職種に大別されます。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、情報ネットワーク(複数の情報機器をつなげて情報をやりとりする仕組み)を作る職業です。もっと具体的に言うと、オフィスでインターネットが使えるように機材や配線を整備したり、社内でデータを共有するために従業員一人ひとりのパソコンをつないだりするのがネットワークエンジニアの業務内容です。
ネットワークエンジニアの業務内容は大きく分けて「設計」「構築」「運用」「監視」の4工程に分類されます。
- 設計……クライアントへのヒアリングと要件定義、各機器の必要数の算出など。クライアントの目的を実現するために必要なネットワークはどんなものかを考えて設計図を描く業務です。
- 構築……実際に設計図通りに機器をつなぎ、動作確認を行います。
- 運用……構築されたネットワークが正常に動いているのかを確認しながら、ときに障害対応を行うこともあります。基本的にはクライアント先に常駐して業務を遂行することになります。
- 監視……名前の通り、ネットワークが正常に動いているのか、24時間365日監視する業務です。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアの業務内容をご紹介する前に、そもそも「サーバー」とは何かをご説明しましょう。
サーバーとは、情報の格納場所のこと。そのサーバーにつながれた機器からリクエストが届くと、適切な情報を提供するのがサーバーの役目です。
そして、どのくらいの容量を処理できるサーバーが必要なのか、どんな機能を持ったサーバーが必要なのか、そのサーバーが何台必要なのかを考え、そのサーバーを管理したりメンテナスしたりするのがサーバーエンジニアの業務内容です。
インフラエンジニアが向いている人・向いていない人
では、どんな人がインフラエンジニアに向いているのでしょうか。
インフラエンジニアが向いている人
インフラエンジニア向いていない人
インフラエンジニアとして働くメリット・デメリット
続いて、インフラエンジニアとして働くメリット・デメリットをご紹介します。
インフラエンジニアとして働くメリット
まずは、インフラエンジニアとして働くメリットをご紹介します。
ITやWebの業界が未経験の人でも転職しやすい
コードを書いてWebアプリケーションや、スマホアプリを開発するエンジニアの場合、プログラムを上から下まで読み解く力が求められ、プログラミングやIT、Web業界が未経験の人にとってはハードルが高く感じられることも少なくありません。
一方で、インフラエンジニアが接するコードは、1行で完結するようなものが多く、必要な箇所だけを読めさえすれば業務を遂行できるため、Web系の開発エンジニアに比べると、未経験からでも挑戦しやすい仕事です。
また、インフラエンジニアは、技術力と同じくらいにコミュニケーション能力が求められる職業でもあります。業務を進めていくなかで、他部署のメンバーや、常駐先のクライアントと綿密なコミュニケーションを図りつつ、さまざまな調整を行なわなければいけないことがあるので、人間関係構築力がが役立ちます。
今後需要が高まる業界であり、将来が安定している
5Gや6Gといった高速・大容量通信が普及していったり、IoT(あらゆるものがインターネットでつながること)の世の中になっていくなかで、ネットワーク環境を構築したりメンテナンスしたりするインフラエンジニアの仕事は、今後ますますあらゆる場面で必要とされる職業になります。
今やITインフラは、水道やガス、電気、交通網と同様に、社会を維持する上で必要不可欠な社会インフラになりつつあるため、長い目で見ても雇用が安定しやすい職業の1つです。
インフラエンジニアとして働くデメリット
一方で、インフラエンジニアとして働くデメリットにはどんな点があるのでしょうか。
夜勤がある
ネットワークシステムの切り替えや移管などの業務は万が一トラブルが起きた際の影響を最小にするために夜間に行なわれることが多く、場合によっては夜間勤務が発生することもあります。
夜勤対応はあくまでも一時的という現場も多いですが、中には日常的に夜勤をこなさなければいけない現場もあります。しかし、日常的に夜勤が発生するような現場はシフト制を採用しているところが多いので、勤務時間が◯時〜◯時までときっちり決まっていることがほとんどで、日勤よりも勤務時間の変動が少なく、プライベートの予定が立てやすいというメリットもあります。
時間を問わない障害対応
インフラを支える職業である以上、万が一障害が発生したときは、時間を問わずに連絡が入ることも少なくありません。
ただし、緊急時の対応について「この日は呼び出しが入るかも」という当番制になっていることが多いので、365日24時間いつ連絡がくるかわからないというケースはレアだと考えて問題ないでしょう。
インフラエンジニアを目指す人におすすめの資格
インフラエンジニアを目指す場合、資格を取得して“技術の証明”“技術の裏づけ”を示すと転職がしやすくなります。ここでは、インフラエンジニアを目指す人におすすめの資格をご紹介します。
基本情報技術者試験
ITエンジニアを目指すならば、職種に関わらずおすすめなのが「基本情報技術者試験」です。「基本情報技術者試験」は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA:Information-technology Promotion Agency, Japan)が主催する、歴史ある国家資格です。
試験は特定のソフトウェアに関する内容ではなく、情報技術の分野に技術者として携わる上で知っておきたい原理や基礎知識を習得できる内容になっています。
CCNA
CCNAとは、シスコシステムズ(Cisco Systems,Inc.)が主催するネットワーク機器を扱うためのエンジニアリングスキルを認定するための資格試験です。
ネットワークエンジニアとしての基礎スキルを習得したことを証明するための資格としても有名で、未経験者がネットワークエンジニアを目指す場合に取得しておくと採用の場でも有利になることが多いと言われています。
▽CCNAの資格取得を目指すなら
Linux技術者認定試験(LPIC)
Linux技術者認定試験(LPIC,エルピック)は、Linuxプロフェッショナル協会(LPI)が主催するLinuxを扱う技術者のレベルを認定する世界基準の資格です。
Linux(リナックス)とは、日本の企業が多く導入しているOS(オペレーティングシステム)であり、サーバーエンジニアを目指すならば取得しておいてほしい資格になります。
▽LPICの資格取得を目指すなら
【未経験者向け】インフラエンジニアを目指すなら通うべきおすすめスクール5選
ネットビジョンアカデミー
【東京にお住まいの方】↓自宅から通学可能な方はこちら
【地方にお住まいの方】↓シェアハウスへの入居をご検討される方はこちら
ネットビジョンアカデミーはネットワークエンジニアを育成するスクールです。2ヶ月間でCCNAという資格を取得し、さらに企業からの内定獲得まで目指します。
ネットワークエンジニアの会社が母体なので、講師陣がすべて現役エンジニアです。試験対策としての知識だけでなく、実際にどのように使われているのかも教えてもらえるので、就職後も生きる知識が身につきます。実際に、CCNA合格率は、95%以上。座学と実技を組み合わせた通学クラス制のカリキュラム(160時間)で、学んだ知識を定着できます。資格を取ってからの就職でサポートされるため、スキル重視の優良企業への就職が可能になっています。
就職率は、なんと100%。強みはやはりCCNA資格です。履歴書作成や面接練習を行うサポートがあるので、安心して面接に挑めます。就職後にもヒアリングのサポートがあります。
校舎は東京の中野にありますが、地方の方向けに、敷金・礼金・仲介手数料無料で家具家電つきのシェアハウスに2ヵ月間無料で住める制度の用意があるので、東京以外にお住まいの方でもお金をかけずに通えます。
教室所在地 | 東京都中野区新井1-26-6 |
教室利用時間 | 平日:9時〜18時 |
オンライン受講 | 不可 |
通学 | ◎ |
転職保証 | – |
質問方法 | ・教室で講師に直接質問する |
ネットビジョンアカデミーのコースと料金
料金 | 0円 |
対象年齢 | 18~31歳 |
就職までの期間 | 2ヶ月 |
学生の受け入れ | × |
途中退会に伴う違約金 | あり |
学べる言語 | ・ネットワーク |
チーム開発 | なし |
KENスクール
20年以上の歴史を持つ、通学型の老舗プログラミングスクールです。講師を務めるのは、グループ会社でエンジニアとして活躍している現役のエンジニア。1コマ30分の授業中はインストラクター(講師)がつきっきりで教えてくれる個別指導スタイルなので、現状のパソコンスキルに不安がある方でも安心です。他のスクールよりも落ち着いた雰囲気が特徴で、「10代〜20代前半の若い人たちの輪の中に入っていく勇気がない」という”大人世代”の方におすすめです。
転職活動については、グループ会社の人材エージェントチームと連携し、専任のコンサルタントが転職が無料で活動を支援してくれます。
教室所在地 | ・東京都渋谷区代々木2-9-2 ・東京都豊島区西池袋1-11-1 ・東京都足立区千住旭町4-12 ・神奈川県横浜市西区高島2-19-12 ・愛知県名古屋市西区牛島町6-1 ・大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ・北海道札幌市中央区北5条西2-5 |
教室利用時間 | ・月火水金:10時〜13時、14時〜21時 ・木:10時〜13時、14時半~19時半 ・土日祝:10時〜13時、14時~18時 |
オンライン受講 | 不可 |
通学 | ◎ |
転職保証 | – |
質問方法 | ・教室で講師に直接質問する |
KENスクールのコースと料金
コース名 | Ciscoスペシャリスト養成コース |
料金 | 総額:699,000円 ・入会金:30,000円 ・受講料:669,000円(9ヶ月) |
月額 | – |
支払い方法 | – |
返金制度 | – |
学べる言語 | ・CCNA |
チーム開発 | × |
無料体験レッスン
カウンセリングの予約
公式サイト
プログラマカレッジ
19歳以上29歳以下の方を対象にした無料のプログラミングスクールです。千代田区にある校舎(東京都千代田区三番町1-1)に通学しながら学びます。希望すれば、六本木にある大手IT企業で有給インターンできるチャンスも。平日5日間フルタイムで通学するコースと週3日間夜間に通学するコースがあり、夜間コースなら現職を続けながら勉強もできます。
事前の知識はまったく必要なく、パソコンとインターネットの経験があればスタート可能。コンピュータ基礎からはじめ、最終的にECサイトやアプリの開発をひとりでできるような授業内容です。わからない場合でも、さまざまなサポート体制が整えられています。生徒をグループ化して生徒同士で質問のやりとりをしたり、授業後に「理解度シート」を提出して講師にチェックしてもらったり個別の質問タイムが設けられていたり。それでもついていけない場合は、次のタームでの「リスタート」も可能です。
母体はITエンジニア専門の転職支援会社なので就職・転職のノウハウがあり、サポートも充実。大手IT企業をはじめ保有求人数は3500件以上で、正社員就業率96.2%。就職後は95%が継続勤務し、プログラマとして活躍しています。
教室所在地 | 東京都千代田区三番町1-1 |
教室利用時間 | – |
オンライン受講 | × |
通学 | ◎ |
転職保証 | – |
質問方法 | ・教室で講師に直接質問する |
プログラマカレッジ(ProEngineer)のコースと料金
料金 | 0円 |
対象年齢 | 20代 |
就職までの期間 | – |
学生の受け入れ | – |
途中退会に伴う違約金 | – |
学べる言語 | ・Java ・SQL ・JavaScript |
チーム開発 | なし |
無料体験レッスン
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リナックスアカデミー
リナックスアカデミーは通学型のプログラミングスクールです。8~16人ほどの少人数クラスで授業を受けます。指導を行うのは、クラスを専任で受け持つ講師。5段階もの採用プロセスを通過した現役エンジニアだけが講師として採用されています。受講生一人ひとりと密にコミュニケーションを取りながら卒業まで伴走するため、プログラミング初心者の方でも安心できます。
受講パターンも下の3種類から選べるので、働きながら通うことも短期間で集中的に学ぶことも可能です。資格取得支援にも力を入れているため、手に職を付けたいという方にも人気。各種資格対策コースでは、受講修了後に受験して、万が一不合格だった場合、合格するまで3年間は何度でも資格対策コースを登録料(税抜6,000円)のみで受講することができる「合格保証制度」があります。
昼間部短期集中 | 平日夜 | 土日 | |
頻度 | 週4〜5回 | 週2回 | 週1回 |
時間帯 | 平日:9時半〜18時 | 月木or火金:19時〜21時半 | 土or日:9時半〜18時 (16時10分〜21時半) |
期間 | 4週間 | 4ヶ月 | 4ヶ月 |
さらには、遠方から上京して受講する方のための割引制度や住居費用支援制度、他のプログラミングスクールからの乗り換え割など、各種割引制度が充実していることに加えて、最大10万円が支給される教育訓練給付金制度の対象校にも選ばれています(全29コースが対象)。
また、厚生労働省指定のCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格をもつキャリアカウンセラーが就職サポートを一貫して行うキャリアセンターが併設されており、転職支援にも力を入れています。
教室所在地 | ・東京都新宿区新宿3-1-13 ・神奈川県横浜市西区高島2-6-26 |
教室利用時間 | コースによって異なるため、上記表を参照 |
オンライン受講 | × |
通学 | ◎ |
転職保証 | – |
質問方法 | ・教室で直接質問する |
リナックスアカデミーのコースと料金
コース名 | Linuxエンジニアコース |
料金 | 総額:410,000円 ・入会金:30,000円 ・受講料:380,000円(3ヶ月) |
月額 | 月々8,800円〜 ※36回払いの場合(手数料込み) |
支払い方法 | ・銀行振込 ・学費ローン ・クレジットカード決済 |
返金制度 | ・クーリングオフ制度 ・中途退学保証制度(未受講分の80%相当額を返金) |
学べる言語 | ・Linux(サーバー) |
チーム開発 | – |
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GEEK JOB(ギークジョブ)
ギークジョブは短期間でエンジニアへの転職を目指すスクールです。現役のインフラエンジニア、プログラマーから “正社員として就職できるレベルのプログラミングや技術”を個別指導で学ぶことができ、プログラミングの基礎知識を短期間で学習・最短22日間でのエンジニア転職を目指します。
ギークジョブの特徴は、インフラエンジニア(ネットワーク・サーバー)を目指すコースとWebの開発エンジニアを目指すコースの2種類があること。メンターに相談しながら、適性を見た上でコースや進路を決められます。
基本的に、学習は動画教材を見ながら自習で進めていきますが、ギークジョブでは「実践」を重視しているので、インフラエンジニアコースでは実際のネットワーク機器とサーバ実機に触れ、さらに成果物としてサーバ構築手順書を制作した理、プログラムコースではオリジナルのWebアプリは1人で企画から実装まで行ったりします。
また、ほかのキャンプ生に気軽に質問できたり、雑談を通じてパソコンやアプリ、業界の話など、講義ではわからない生きた情報を得られる環境に身を置けることも通学型であるギークジョブならではの魅力です。
就職・転職活動においては、未経験者採用を知り尽くしたメンターが受講初日から、履歴書や職務経歴書の添削、面談対策などのサポートを行いますので、未経験からエンジニアに転職したいという方でも安心できます。
教室所在地 | ・東京都新宿区四谷1-1-2 ・東京都千代田区九段北1-12-6 |
教室利用時間 | 毎日:10時〜21時 |
オンライン受講 | × |
通学 | ◎ |
転職保証 | – |
質問方法 | ・教室で講師に直接質問する |
GEEK JOB(ギークジョブ)のコースと料金
料金 | 0円 |
対象年齢 | 21〜29歳 |
就職までの期間 | 3ヶ月 |
学生の受け入れ | ◎ |
途中退会に伴う違約金 | あり |
学べる言語 | ・PHP ・Java ・Ruby |
チーム開発 | なし |
無料体験レッスン
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まとめ
今回はインフラエンジニアを目指す人にオススメのプログラミングスクールをご紹介しました。
この記事でご紹介したプログラミングスクールに通えば、未経験からのエンジニア転職も夢ではありません。
スクールの雰囲気を知るためにも、まずは無料説明会やカウンセリングに参加してみませんか。